2023.11.26
参考:お金のコラム集 ,はじめての住宅ローン
~ そろそろ、【持ち家購入】検討してみるか ~
「人生で一番の高額な買い物」が、住居ではないでしょうか?
自己資金だけでマイホーム購入が出来る方は中々居ませんので、殆どの方が住宅ローンを組むことになると思います。
Part1、Part2 を検討したうえで、「住宅ロ-ン審査」を受ける必要があります。
「住宅ロ-ンの申し込み」は、物件購入が決まってから(物件決定前)でなくても申し込みは可能です。
住宅ローンを申し込むと、金融機関は申込者の返済能力や担保などを見極める「審査」を行います。貸し付ける金融機関にはリスクが生じるわけですから審査は厳格です。
住宅ローン審査には「仮審査(事前審査)」と「本審査」の2回の審査がありそれを通過することで、正式な住宅ロ-ンの契約となります。
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【仮審査(事前審査)】
希望物件が見つかっていなくても仮審査は受けられます。
仮審査は住宅ローンを組む基準(借入額を支払う能力があるか)を本審査の前に確認することが重視されています。仮審査では、本人確認や収入証明等、書類確認は無い金融機関(ネット銀行)もありますが、直ぐに次の行動が起こせるように必要書類は早めに準備しておく必要があります。
仮審査は数日で審査結果が出るので、借入額の上限が把握できることとなり、予算がはっきりすることで物件探しが楽になります。
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【本審査】
本審査は、仮審査(事前審査)よりも厳密に行われます。
仮審査時の申告内容に加えて、提出書類(本人確認、収入証明等)も精査されます。
仮審査に通っても、必ず本審査に通るわけではないので注意が必要です。
完済時年齢(およそ80才未満)・健康状態(団信加入必須)・借入時年齢(およそ70歳未満)・担保評価・勤続年数・連帯保証(保証会社の保証を有する)・返済負担率(年収の30~45%以内の年間返済金額)・年収(およそ150万以上)などを審査します。
本審査に通るためには、仮審査の際に申請した内容と極力同じ状況を保つことが大切です。
● 提出書類の不備(提出もれ、有効期限切れ)を無くす
● 審査中に転職(退職)はしない
● 新たな借入れや既存借入れの延滞はしない
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【審査に落ちてしまった際に出来ること】
● 他からの借入金(ローン)を完済する
● 自己資金を増やす(収入合算やペアローンにする)ことで、借入希望額を下げる
● 他の借入金(ローン)と合算し、「おまとめローン」とする
● 信用情報に傷がある。 → 一定期間を待つ
● 住宅金融支援機構の住宅ローン「フラット35」の活用
● 別の金融機関の活用
「本審査」が通ったとは言え、「返済に苦しむ可能性」があることもあります。
不測の事態(体調変化、勤務状況、家庭環境など)も想定したうえで、十分な頭金と確実な返済計画 を準備しましょう。
~ 無理のない返済計画を準備しましょう~