2023.10.26
参考:お金のコラム集 ,
~ そろそろ、【持ち家購入】検討してみるか ~
「人生で一番の高額な買い物」が、住居ではないでしょうか?
購入しよう!と思い経っても、数千万円かかるマイホーム取得には、なかなか簡単には進まず、二の足を踏む方も多いと思われます。多くの方が「住宅ローン」を利用されることと思います。
「住宅ロ-ンの借入額」について、知っておくとよいことを紹介します。
借入額は、金融機関が、契約者(住宅購入者)の返済能力を審査して決定します。
①年収 ②申込、完済時の年齢 ③健康状態 ④勤続年数 ⑤担保物件の評価額など
① 年収に占める借入額(マイカーローン、奨学金も含む)がどの位の割合になるかを計算します。金融機関は、その割合(返済負担率という)30~40%ほどを目安として融資額が検討されます。
(例:年収400万未満:30%以下、年収400万以上:35%以下)
② 申込時年齢:18~50才位、完済時年齢:80才位 *金融機関により異なります
高年齢で契約すると、短期間での返済や収入が不安定となりやすくなるため、借入額は少なくなる可能性があります。
③ 健康状態の不安は、団信の加入が難しくなるため、団信加入がほぼ必須の「住宅ローン契約」は 健康第一 であることも必須です。
④ 長期勤続が安定収入の証明とはなりますが、勤続年数の長短の借入額への影響は、金融機関によりまちまちです。
⑤ 購入物件の評価額により「抵当権」(担保)が設定されるため、その物件の評価が影響します。物件評価が良ければ(高ければ)、借入可能額も高くなります。
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【年収500万 35年 ボーナス無 A銀行でのシミュレーション】 *あくまでも目安として判断下さい*
◎固定金利(2.21%) 借入可能額2920万円
◎変動金利(0.39%) 借入可能額3970万円(10万/月返済)※借入期間中、金利が変動しない場合
自己資金有と無では、借入金額も変わり(下がり)支払金額も変わります。
(自己資金0万→800万 : 4000万 → 3200万借入となり 10万→8万/月返済)
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上記のように、4000万まで借りられると可能性があるとしも、その借入は、リスクが生じますので、十分に検討し、計画を立てる必要があります。
仮に、シミュレーション内の変動金利にて借入3970万の場合、年収500万の内120万が返済に回ることになります。
返済負担率は25%以内に留めるのが理想です。購入以外に取得時の税金、保険、修繕費など、他に必要経費が伴います。
他に新たにカードローンを抱えたり、転職、入院などの収入減などがあると、返済額が【日々の生活】に大きくのしかかります。
不測の事態も想定したうえで、物件の購入額、借入金額を設定していきましょう。
~ 無理のない返済計画となる借入額を決めましょう。~