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2023.10.27

Part2【そろそろお家を…】住宅取得に関して -住宅ローン返済方法-

 

参考:教えて!くらしと銀行 ,はじめての住宅ローン

 

 

 

~ そろそろ、【持ち家購入】検討してみるか ~

 

「人生で一番の高額な買い物」が、住居ではないでしょうか?

Part1 に続き、住宅ローンの借入額の検討は支払いの総額に大きく関わりますが、その借入金の返済方法も検討する必要があります。

「住宅ロ-ンの返済方法」には2種類あります。

 

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【元利均等返済】

返済額は一定=利息(返済期間進むと縮小)+元金(返済期間進むと拡大)

 

毎月返済額が一定になるように計算されたものです。金額は一定ですが、その内訳は、返済が進むほど借入れた総額が減っていることにより、その利息額は減っていることになり、その減った分、借入れている元金の返済額が増やし、返済額はずっと一定額とした返済方法。

 

 

 

 ◎メリット◎

  • 毎月の返済額が少ない
  • 毎月の返済額が一定であるため、返済計画が立てやすい

 ◎デメリット◎

  • 同じ借入額、借入金利、返済期間の場合、元金均等返済よりも総返済額が多くなる

 

【元金均等返済】

返済額(返済期間進むと縮小)=利息(返済期間進むと縮小)+元金(返済期間中一定)

 

元金の返済額はずっと一定というものです。返済が進むほど借入れ総額が減るので、それに伴いその利息額が減っていきます。それにより、毎月の返済額は毎月徐々に減っていきます。毎月の元金部分の返済額が一定で、そこに利息を上乗せして返済していく返済方法。

 

 

 ◎メリット◎

  • 元金の返済が進めば、それに伴って、利息も減るため、毎月の返済額は少なくなる
  • 総返済額も元利均等返済に比べて少なくなる

 ◎デメリット◎

  • 毎月の返済額が元利均等返済と比較すると、当初の返済額は高くなる
  • 融資限度額が元利均等返済よりも少なくなる可能性がある

 

 

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【借入3000万 30年 ボーナス無 金利1.5%】として、比較のため、シミュレーションしてみます

    ◎元利均等返済   毎月支払額 約10万弱  総返済額 約3,727万円  

    ◎元金均等返済   毎月支払額 約12万弱  総返済額 約3,677万円

          **あくまでも目安として判断下さい**

   「元利均等返済」の方が、支払い返済額は少ない(一定)が、総返済額は多くなる。

   「元金均等返済」の方が、支払い開始時の返済額は多い(徐々に縮小)が、総返済額は少なくなる。

 

 

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「結局どっちの返済方法が私たちには良いのかしら??」

    「元利均等返済」の選択が良:毎月一定返済額がよい。近々に出費のピークや収入減が見込まれる世帯

    「元金均等返済」の選択が良:早く元金を減らしたい。出費のピークは過ぎた or 少し先、将来の支出額を抑えたい世帯

 

ライフプランに併せて、選択することになります。無理なく返済できる資金計画をしましょう。

住宅ローンの借入額の検討時の際と同様に、不測の事態も想定したうえで、返済方法も検討していきましょう。

 

 

~ 無理のない返済計画となる返済方法を決めましょう。~

 

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