2024.02.02
「子供が何歳になったら子供部屋を準備しようか」
「子供部屋は何畳がいいのか分からない」
「狭い子供部屋でも満足してもらえるのか」
我が子の喜ぶ姿を見たいと思いつつも、なかなか子供部屋を準備できずに悩んでいませんか?
はじめての子供部屋だからこそ、最高の子供部屋を準備したいですよね。
そこで今回の記事では、子供部屋におすすめの広さは何畳なのかについて解説します。
また、狭い部屋を広く見せるポイントもあわせて紹介します。
子供部屋を準備する前に、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
目次
何歳から子供部屋を準備したらいいのか分からないという方もいるかもしれません。
ここからは、子供部屋が必要な年齢と与える目的について解説します。
何歳になったら子供部屋を準備するという決まりはありません。
ただ、多くの家庭では小学校に入学するタイミングで子供部屋を準備することが多いです。
小学校入学前の子供の多くは、日中のプライベートな時間も親と一緒に過ごします。
寝るときも親と一緒に寝ている子供がほとんどですね。
子供一人で部屋で過ごすことがないため、あえて子供部屋を準備しない家庭も多いです。
また、子供を部屋に一人にさせてしまうと、親から見えない状態になってしまい危険なこともありますね。
「自分の部屋がほしい」と子供本人から希望がなければ、小学校入学にあわせて子供部屋を準備するのがおすすめです。
子供部屋を与える目的はいくつかあります。
代表的なものをあげると、次のとおりです。
何を目的に子供部屋を準備するのかを明確にするのをおすすめします。
子供部屋を与える際は、お子さん本人にもしっかりと伝えてあげるといいですね。
子供部屋を準備しようと思っても、どれくらいの広さがあればいいのか分からないこともありますよね。
ここからは、子供部屋におすすめの広さを3つ紹介します。
4.5畳の部屋は、約270cm×270cmのスペースとなります。
中には、少し狭いイメージを持つ方もいるかもしれませんね。
そんな4.5畳の子供部屋がおすすめなのは、リビングで勉強したい・寝るときは親と一緒がいいという場合です。
子供部屋に学習机やベッドを置く必要はないため、4.5畳の部屋でもお気に入りのプライベートな空間を作れますよ。
広々とした子供部屋にしたい場合は、折り畳みできるテーブルや椅子を置いてもいいですね。
ただし、友達を呼んで部屋で遊ぶ場合は少し狭いと感じてしまうこともあります。
また、ベッドと学習机を置くと残りのスペースがなくなってしまうこともあるため、注意が必要です。
6畳の部屋は、約360cm×270cmのスペースとなります。
子供部屋の一般的な広さは、6畳といわれています。
6畳の子供部屋がおすすめなのは、ベット・学習机・本棚・タンス・収納ケースなどを置きたい場合です。
子供が大きくなって物が増えても安心ですよ。
友達を呼んでも遊べるスペースがあるのが6畳の部屋の魅力。
また、1つの部屋を兄弟・姉妹など2人でも使えます。
2段ベッドや学習机と収納がついているシステムベッドを選ぶことで、2人部屋も実現可能です。
ただ、部屋が広くなると物を増やしてしまいがちに。
整理整頓を心がけるようにしたいですね。
8畳の部屋は、約360cm×360cmのスペースとなります。
ベッド・学習机・本棚・収納ケースなどを置いても、空間に余裕があるのが特徴です。
ソファを置くこともできるので、インテリアにもこだわれます。
8畳の子供部屋がおすすめなのは、2人部屋を用意したい場合です。
兄弟・姉妹2人で学習机を並べて勉強できたり、プレイルームとして使えたりするのが魅力ですよ。
ただ、子供部屋が居心地がいい空間になってしまうあまり、部屋からなかなか出てこないといった問題も発生しやすくなります。
親子で積極的にコミュニケーションを取るようにしたいですね。
子供部屋を与えることでのデメリットについては、事前に知っておきたいものですね。
子供部屋を与えるデメリットには、どのようなものがあるのかを紹介します。
子供部屋を与えられた子供は、親の目が届かない状態になります。
子供の異変に気づけないのが懸念点。
学校で友達と喧嘩をしてしまって悩むこともあるかもしれません。
もし、子供が部屋で泣いていたとしても、親は子供の様子を把握できなくなってしまいます。
子供に部屋を与える場合は、親が掃除を手伝う必要があります。
子供に部屋を清潔に保つために掃除をするように子供に伝えても、どうしても片付けができないこともありますよね。
親が掃除の手伝いをする必要があると心がけるといいですね。
子供が自分だけの空間で過ごせるのが子供部屋の魅力です。
ただ、心地よさから子供が引きこもってしまう可能性もあるため注意が必要です。
親子の決まりをつくるなど、子供が部屋に引きこもらない対策を考えておくことをおすすめします。
子供部屋を与えることでのメリットには、具体的にどのようなものがあるのか気になりますよね。
子供部屋を与えるメリットについて紹介します。
子供部屋で過ごすようになると、子供は自己管理能力が身につくようになります。
少しずつ親の力を借りなくてもできることが増えていくのは、親としても嬉しいですよね。
親に指示されることなく整理整頓するようになったり、1人で早寝・早起きができるようになったりします。
1人だけの静かな環境の中で勉強できるのが子供部屋のメリットです。
テレビの音や家族の会話などが耳に入ってこないため、気が散ることはありません。
集中して勉強できるようにするために子供部屋を準備するのもいいですね。
子供の洋服・本・おもちゃなどを子供部屋に置くことで、リビングが散らかりにくくなります。
すっきりとしたリビングを目指すなら、できるだけ物を置かないのがおすすめです。
リビングの片付けや掃除の手間が省けるため、来客時に慌てずに済みますよ。
子供が大きくなることを考えて、できるだけ広い子供部屋を準備したいと考える方もいるかもしれません。
ただ、狭めの部屋を広く見せるためのコツもありますよ。
狭い子供部屋を広く見せるためのポイントを5つ紹介します。
高さのある家具を部屋に置くと、どうしても圧迫感を感じやすくなってしまいます。
できるだけ高さの低い家具で統一すると、部屋が広く感じられるようになりますよ。
これから家具を準備する場合は、高さの低い家具を選ぶのがおすすめです。
明るいと部屋全体が広く見えるため、窓辺に物を置かないようにするのもポイントです。
特に、高さのある家具を窓の目の前に置かないようにすると広さを感じやすくなりますよ。
窓辺からはたっぷりと自然光を採り入れるようにしたいですね。
透け感のあるレースのカーテンを選んでみるのもおすすめです。
床が見えない状態だと部屋が狭く感じやすくなるため、カーペットなど床の上に何も敷かないことで部屋を広く見せる効果が高まります。
洋服などを床に置かないように気をつけたいですね。
床全体の3分の2以上がみえている状態が理想的といわれています。
ただ、寒い冬はラグなどを敷いて床の冷たさを和らげたいものですよね。
ラグがなくても問題ない夏場は、できるだけ床に何も敷かずに床を見せるようにすると広々とした部屋になりますよ。
部屋を広く見せるためには、ベッドの選び方も重要です。
部屋が狭いと収納スペースも限られてしまいますよね。
そのため、狭い部屋にベッドを置くなら収納付きのベッドを選ぶのがおすすめです。
タンスや収納ケースが不要になるのも魅力ですね。
インテリアの色がカラフルになってしまうと統一感がなくなり、ごちゃごちゃした印象を与えてしまいます。
インテリアの色は3色までにしてみてくださいね。
空間を広く見せる効果がある色は、白・淡いグレー・ベージュなどの膨張色。
また、奥行きを持たせたい場合は寒色系の色味を選ぶのもおすすめですよ。
「子供部屋を与えてから子供のことで悩んでしまった…」
このように、子供部屋を与えてから悩んでしまった方もいます。
ただ、あらかじめ注意点を押さえておけば安心です。
ぜひ、子供部屋を準備する前に注意点を確認してみてくださいね。
子供部屋での過ごし方について、あらかじめ親子でルールを決めておくのをおすすめします。
テレビを置かないなど、すべて子供の自由時間にしない工夫が重要ですよ。
ほかにも、ゲームをする時間や漫画を読む時間を決めておくのもいいですね。
友達が遊びに来る場合も、子供部屋で過ごす時間を決めておくと安心です。
子供部屋を与えると、1人で部屋で遊んだり勉強したりするなど、子供1人の時間が増えますね。
子供と一緒にいる時間が少なくなってしまうと、コミュニケーション不足を感じる場合もあります。
リビングで子供と一緒に過ごす時間は、できるだけ親子でコミュニケーションを密に取るようにしたいものですね。
子供のプライバシーを尊重してあげるのも親ができることの1つです。
親からすれば、いつまでも可愛い子供。
でも、小学校の高学年くらいになると親には聞かれたくない話もあるものです。
子供が1人でリラックスできる空間を作ってあげたいですね。
子供部屋を与えるのを決めた後、レイアウトに悩むこともありますよね。
実際にグッドリビングが施工した物件の子供部屋を紹介します。
ぜひ、子供部屋のレイアウトの参考にしてみてくださいね。
固定の収納ではなく可動の収納に変更。
白い壁と大きな窓によって、自然光をたっぷりと採り入れられるようにしました。
子供部屋が広く感じられますね。
一面だけではなく二面に窓を設置したため、風通し抜群の子供部屋を実現しています。
こちらの子供部屋は6畳の空間に収納に困らないクローゼットを設置。
2つの窓を開けられるため、湿気のこもりやすいクローゼットの換気も簡単です。
子供が大きくなると親元を離れることも多いため、子供部屋を使うことがなくなることも多いです。
子供部屋ではなく、将来は別の用途で使う場合もありますよね。
こちらの子供部屋は、間仕切りの施工を簡単にできるような作りになっています。
今回の記事では、おすすめの子供部屋の広さ、狭い部屋でも広く見せるポイントについて解説しました。
これから子供部屋を準備したいと考えている方にとって、少しでもお役に立てていたら嬉しいです。
ただ、子供部屋に求めることは皆さんそれぞれ違います。
子供だけではなく家族全員が笑顔になれる子供部屋を実現するために、ぜひ住まいの専門家であるグッドリビングのスタッフへご相談くださいね。
最高の子供部屋を実現するために、精一杯アドバイスさせていただきます。
モデルルームでお会いできることを楽しみにしています。
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