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後悔しないウォールドアとは?メリットやデメリットと対策を注文住宅工務店が解説

新築の家づくりで迷うのは間取りですよね。

ひとつの空間を全部使って広い部屋にするのか、2つに分けて部屋数を増やすのか…。

そこで今回は、必要なときにだけ使用することもできる「ウォールドア」について解説します。

ウォールドアとは?必要なとき以外はどうするの?など、さまざまな疑問が解決できますよ。

もちろん、ウォールドアのメリットやデメリット、素材の選び方についてもおまかせください。

特にこれから注文住宅を建てようと考えている方は必見です!

ウォールドアとは?

ウォールドアとは、間仕切りのひとつです。

ついたてのように置くだけではなく、レールを使って稼働します。

開閉方法は横へのスライドです。引き戸のような、と言われればイメージがしやすいかもしれませんね。

ひとつの空間を仕切って別の空間を作りたい場面で活躍します。

スライドドアとの違いは特にない

ウォールドアと似た印象の言葉に「スライドドア」があります。

スライドドアとは、扉を横にスライドさせて開閉するドアです。

ウォールドアとスライドドアには、特に違いはありません。

ただし、ウォールドアは名前の通り「壁ドア」とも呼ばれている引き戸タイプや、折れ戸タイプのドア。

一方、スライドドアは左右に可動するものだけを指します。

ウォールドアのメリット

ウォールドアは、基本的には取り外しが可能な引き戸です。

メーカーによって呼び方が異なる場合もありますが、壁で部屋を区切るのとは違うことにより得られるメリットがあります。

部屋を手軽に仕切れる

ウォールドアのメリットとして、まずあげられるのは「部屋を手軽に仕切れる」という点です。

子どもがいる家では、家事をしながらでも目の届くところに子供部屋を作りたい、と考える人が多いですよね。

でも、子どもが大きくなれば完全な個室を欲しがることは多い様子。

子どもが小さいうちはウォールドアで区切った部屋を子ども部屋にして、大きくなったときの自室は別に用意しておく、という方法もおすすめです。

閉めても光が取り込める

ウォールドアは素材によっては、閉めていても「光が取り込める」というメリットがあります。

ウォールドアがクリアガラスや半透明のガラスなどであれば、閉めても光を取り込むことができます。

反対に、寝室など余計な光を取り込みたくない場合は、ウォールドアを木製やアルミ製など遮光できるものが良いですね。

後付けができる

ウォールドアは新築の時点で取り付けなくても、後にリフォームで取り付けることができます。

注文住宅を建てる時点で、部屋を分けるかどうかを迷う場合は、いったん分けずに必要であれば後にウォールドアを取り付ける、という選択肢も。

反対に、家づくりの時点でウォールドアを取り付けていたとしても、不要になれば取り外す、ということも可能です。

圧迫感が低い

四方を壁に囲まれた部屋は、広さによっては圧迫感が高くなりますよね。

しかし、四方の内のひとつが透明感のあるウォールドアであれば、圧迫感を低くできます。

透明感がない素材でも、たとえば格子状など視界が通るつくりであればすっきりとした空間にできそうです。

部屋を効率良く利用できる

ウォールドアの大きなメリットとして、部屋を「効率良く利用できる」という点があります。

広いリビングが欲しいけれど、客間として使える小部屋が欲しい、など一見難しく感じる要望もウォールドアなら叶えられます。

広い部屋を必要なときだけ区切って使えば、お客さんが来たときや、子どもたちが集まっての誕生日パーティーなど、さまざまな用途に使えそうです。

ウォールドアのデメリットと対策

ウォールドアには魅力的なメリットがたくさんありますが、一方でデメリットもあります。

しかし、何にでもデメリットは付きもの。事前に対策を立てておくことで、後悔や失敗のない家づくりができますよ。

防音性が低い⇒防音シートを活用

ウォールドアは一般的な個室に比べると「防音性が低い」という点がデメリット。

話し声や聴いている音楽などが、ウォールドアの向こう側に聞こえやすくなります。

そのため、プライバシーを重視したい自室などにするのは抵抗がある…という人も。

住まいの構造上、ウォールドアで区切った部屋を自室にしたい場合は、ウォールドアに「防音シール」を貼る、などの工夫がおすすめの対策です。

防音シールは完全な防音をするわけではありませんが、防音シールを貼らない状態に比べると少しは音漏れが軽減できる傾向にあります。

部屋の面積が少なくなる⇒利用目的を明確にする

ウォールドアを取り付けると、その分「部屋の面積が狭くなる」という点も事実です。

ウォールドア自体は薄い引き戸(または吊り戸)ですが、開けている状態でも扉が重なっている部分は部屋としての利用が難しいですよね。

そこでおすすめの対策は、ウォールドアで区切った部屋の利用目的を明確にしておく、ということです。

「何かに使えるだろう」という曖昧な目的でウォールドアを取り付けるのではなく、ウォールドアの向こう側を「〇〇に使う」と決めておけば、部屋の利用面積が少なくなっても困ることは少なくなるでしょう。

ドアの収納が必要⇒利用頻度を考える

ウォールドアは取り付けだけでなく、取り外しが可能なものが多くあります。取り外しが可能な物を選ぶ場合は、ウォールドアの「収納」についても事前の検討が必要です。

ウォールドアには壁と同じくらいの大きさの物や、少し小さめの物、折戸で場所を取らないようにできる物など、さまざまな種類があります。

自宅の造りやウォールドアの利用目的などを元に、収納場所を検討しておくと良いかもしれません。

冷暖房がききにくい⇒季節ごとに対策

ウォールドアは空間を仕切るため、冷暖房が届かない、またはすきま風で室温が安定しない、という「室温」についてのデメリットがあります。

冬は暖かい空気が、夏は涼しい風が逃げないように、とウォールドアで区切られた室内の空気を逃がさない工夫が必要です。

もしもウォールドアの室内に冷暖房を備えない場合は、隣り合った部屋の冷暖房が届きやすいような工夫があると安心ですね。

ウォールドアの素材の選び方

ウォールドアにはいくつかの素材があります。

素材の選び方は人それぞれですが、素材による特徴を知っておくと選びやすくなりそうです。

木製

木製のウォールドアは「ナチュラルなインテリアが好きな人」におすすめ。

安っぽくならず、家のつくりに自然となじみやすいという点もうれしいポイント。

また、同じ木製でも加工がしてあるものや天然のものなど、案外広い選択肢から選ぶことができますよ。

アルミ製

アルミ製のウォールドアは「スタイリッシュなインテリアが好きな人」におすすめです。

無機質なウォールドアが、シンプルでスタイリッシュな雰囲気を出してくれます。

また、アルミ製は軽量で取り外しをする際も比較的手軽です。ただし木製と同様に向こうが見えない素材であるため、格子状など形を工夫することで一層おしゃれな印象になります。

樹脂製・ガラス製

樹脂製やガラス製のウォールドアは「ドアの向こうにいる子どもやペットの様子が気になる人」へおすすめです。

家事をしながら子どもの様子を見たい、ペットの様子を見守っていたいけれど、キッチンなど危険な場所には来られないようにしたい、という場合は透過性の高いウォールドアにすると良さそうです。

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【まとめ】ウォールドアは目的に合ったものを選ぼう

今回の記事では、ウォールドアの使い方や選び方について解説しました。

スライド式のウォールドアは、手軽に開け閉めできる上にインテリアのポイントにもすることができます。

家を建てる時点では要らないと思っても、後で取り付けることもできます。

レールの取り付けは必要ですが、下のレール以外にも間取りによっては吊り戸にもできるので、家づくりの時点でウォールドア設置の可能性についてハウスメーカーや工務店へ相談しておくと安心です。

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