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【事例あり】注文住宅で後悔しないビルトインガレージのポイントとは?メリットやデメリットへの対策を浜松市の工務店が紹介!

マイホームにおしゃれなガレージを造りたい!という家庭は多いと思います。

でも、ネットで検索してみると「ビルトインガレージは後悔する」など、ネガティブな記事が多く、迷ってしまいませんか?

今回は、ガレージの中でも人気の「ビルトインガレージ」について解説します。

注文住宅で大切な車を停めるスペースを、憧れのビルトインガレージにしたい!という方は必見ですよ。

インナーガレージとの違いや、ビルトインガレージのメリット、後悔しやすいデメリットや、知っておくと得する「後悔しないビルトインガレージを作るコツ」などについてもご紹介。

また、実際にグッドリビングの「TATTA!」で建てた、ビルトインガレージがあるお宅の事例もご覧いただけます。ぜひ、参考にしてください。

ビルトインガレージとは

ビルトインガレージとは、住宅の一部に設けられた車を収納する車庫のことです。

ガレージや車庫は、柱や壁・屋根がある車を駐車するスペースを指します。

屋根がなく、車を停めるだけのスペースは「カースペース」と言われるのが一般的です。

また「カーポート」とは、柱と屋根だけの壁がない駐車スペースのこと。

ビルトインガレージのビルトインとは「組み込む」という意味で、ビルトインガレージは「住宅の中に組み込まれたカースペース」と言い換えることもできます。

ビルトインガレージに必要な広さ

ビルトインガレージに必要な広さは、車1台につき約4坪ほどです。

家庭に2台の車がある、今後車が増える可能性がある、という場合は、8坪以上は確保したいところです。

今は1台のみの所有であっても、子どもの成長や生活面での利便性のために車を買い足すこともあるかもしれません。

家づくりの際には、ビルトインガレージに長い目で見た広さを用意した方が良いでしょう。

インナーガレージとの違い

ビルトインガレージと似た言葉に「インナーガレージ」があります。

インナーガレージのインナーとは「内側」を意味します。

つまり、家の内側にあるカースペースがインナーガレージです。

ビルトインガレージとインナーガレージに違いはなく、同じ意味と考えて問題ありません。

ビルトインガレージのメリット

おしゃれなイメージが強いビルトインガレージには、たくさんのメリットも

あります。

車を雨風やいたずらから守れる

車は毎日少しずつ傷んでいきます。その理由の大半は、日差しや雨や風による劣化です。

ビルトインガレージは、壁や屋根だけでなく、シャッターで囲まれているため車を雨や風にさらさずに済みます。

また、車へのいたずら防止や犯罪の抑制などにもなり、防犯面でも安心です。

車から室内までの動線が良くなる

ビルトインガレージは住宅の一部に組み込まれているため、ガレージから直接室内に入ることができる造りです。

車を停めてそのまま直接室内へ入れるため動線が良く、買い物帰りや出勤の際なども楽々。

外の駐車場から家の玄関まで、外を通る必要がないため、何かと便利に感じることが多いかもしれませんね。

収納や趣味にも使える

ビルトインガレージはカースペースとしてだけでなく、収納などにも使えます。

シーズンオフの家電や自転車・三輪車、など場所を取るものはビルトインガレージに入れておくことができます。

また、アウトドアやDIYなど趣味に使うこともできる点が人気です。

敷地を有効に使える

駐車には広いスペースが必要ですが、敷地によっては玄関周りに十分な空間が作れないことがあります。

しかし、ビルトインガレージであれば、敷地の中に車を停めるため、限られた敷地面積を有効に使えるのはうれしいポイントです。

おしゃれなこだわりを表現できる

車が好きな人の中には、ビルトインガレージで自分のこだわりを形にしたいという理想を持つ人が少なくないようです。

大切な愛車をおしゃれなビルトインガレージに入れて、休日にはゆっくりと手入れや整備をしたい…そんな日々を想像すると楽しいですよね。

ビルトインガレージはカースペースとしての実用性だけでなく、その存在だけでもこだわりを表現できる間取りです。

ビルトインガレージで後悔しやすいデメリット

うれしいメリットがたくさんのビルトインガレージですが、その一方でデメリットもあります。

以下では、特に「後悔した!」となりやすいデメリットについてご紹介。

あこがれのビルトインガレージで後悔をしないよう、どのようなデメリットがあるのかを事前に確認しておきましょう。

広さが足りず狭くて2台は置けない

注文住宅の新築の時点では家庭に車は1台だったけれど、後に車が2台になる、ということはよくあることです。

しかし、ビルトインガレージを1台用にしているため2台目が入らない…。

子どもが免許を取ったり、親と同居することになったり、ライフスタイルの変化を視野に入れておかないと後悔することになるかもしれません。

エンジンやシャッターの音がうるさい

車のエンジン音は、屋外では気にならなくてもビルトインガレージだととても気になる!という声も多いようです。

ビルトインガレージは、家の中に駐車場があるようなもの。

エンジン音は想像よりも大きく感じる、と考えておきましょう。

また、ビルトインガレージのシャッター音もチェックが必要。

早朝や深夜に開け閉めすると、眠っている子どもが起きてしまうなど、近隣への迷惑になることもあります。

予定より高い費用がかかった

マイホームの建築には大きなお金がかかります。

少しでもコストを抑えたい、と考える家庭が大半ではないでしょうか。

しかし、ビルトインガレージを採用すれば、一般的なカースペースを設けるよりも高い費用がかかります。

見積もっていた費用が、ビルトインガレージによって大きく増えてしまった、という家庭は少なくないようです。

ガレージに排気ガスが溜まった

エンジン音と同じように、ビルトインガレージでは屋外では気にならない排気ガスも気になります。

設計や扉の素材などによっては、ビルトインガレージ内の排気ガスが室内に流れ込んでしまうことも。

室内の空気が汚れると、空気清浄機や換気システムの導入が必要となり、手間や費用がかかってしまうこともあるようです。

ガレージ分の間取りが削られた

住宅は限られた敷地に建てなければなりません。そのため、ビルトインガレージに充てるスペースが住居から削られます。

ビルトインガレージを設けたことで、予定よりもリビングや水回りが狭くなってしまった…という後悔も多く見られます。

固定資産税が高くなった

ビルトインガレージが一定の面積を超えると延べ床面積に含まれ、固定資産税がかかります。

駐車場に固定資産税を払う、という予想外の展開に戸惑う家庭も見受けられます。

固定資産税はその場所や地域によって異なりますが、たとえ固定資産税が安い地域であったとしても、想定していない税金がかかるのは避けたいものです。

階段の上り下りが増えた

1階にビルトインガレージ、水回りやリビングは2階、という間取りの家も多くあります。

その場合、ビルトインガレージと2階をつなぐ階段の上り下りが増えてしまうのは事実。

買い物帰りや小さな子どもとのおでかけの際は、ほんの少しの階段も上り下りが大変です。

居住スペースの間取りによっては、日々の上り下りが後悔の元になることもありそうですね。

後悔しないビルトインガレージを作るコツ

後悔につながるデメリットもありますが、デメリットへの対策さえ考えておけば後悔することもありません。

「ビルトインガレージを作っても後悔しないコツ」を知って、理想のマイホームを建てましょう。

将来所有する車の車種や台数を考える

今は1台でも、将来的に車が2台になるかもしれない、3台になる可能性があるのであればそのときはどうするのか…などを考えた上で、適切な広さのビルトインガレージを作りましょう。

家を建てる地域によっては、買い物や通勤・通学に車が欠かせないこともあります。

今までは不要であった2台目も、これから必要になるかもしれない、と長い目で考えておくことが大切です。

ビルトインガレージと寝室はできるだけ離す

ビルトインガレージで発生するエンジン音やシャッターの開閉音が特に気になるのは、家族が就寝している時間帯の入庫・出庫です。

ビルトインガレージは、できるだけ寝室から遠い設計にすることをおすすめします。

もっとも音が通りにくい位置を寝室や子どもの部屋にしておけば、ビルトインガレージからの音の影響を受けにくくできます。

削れる費用は削る

ビルトインガレージは、通常の駐車スペースを作るよりも費用がかかります。

しかも「せっかくビルトインガレージを作るなら」と、何かと設備にお金をかけてしまいがち。

費用面での後悔をしないためにも、削れる費用はきちんと削って行くことが重要です。

不要なオプションや、必要以上にグレードの高い設備などはいったん避けて、後にグレードアップしていくと良いかもしれません。

換気システムを充実させる

ビルトインガレージから室内に流れ込む排気ガスは、不快なだけでなく健康被害にもつながります。換気システムは充実させておきましょう。

換気扇を2台取り付ける、換気扇と小窓を併用する、など排気ガスがしっかりと外に出せる仕組みが必要です。

また、室内へつながる扉や窓は密閉性の高いものがおすすめ。

ドアや窓のすきまから排気ガスが入らないようなものを選びましょう。

面積は住宅の総面積の1/5以内に

ビルトインガレージは広い方が何かと便利に使えます。

しかし、住宅の総面積の1/5を超えると居住スペースとみなされ固定資産税がかかるので注意が必要です。

また、ビルトインガレージの広さを少し狭くすることで、居住スペースの間取りに余裕が出せることも。広さについてはよく検討しておきましょう。

LDKを1Fにする・セカンドリビングを設ける

ビルトインガレージがあることで、日々の階段の上り下りが増えることを防ぎたいのであれば、LDKを1Fにするという方法もあります。

または、1Fのリビングはセカンドリビングにして、メインリビングは2Fという間取りも良いかもしれません。

特に小さな子どもや高齢者が居る家庭では、1Fを上手く使いたいですね。

グッドリビング「TATTA!」のビルトインガレージ実例

ここからは、実際にグッドリビングの「TATTA!」で建てたビルトインガレージがあるお宅をご紹介します。

ぜひ、ビルトインガレージの実例として、家づくりの参考にしてください。

絵に描いたようなライフスタイルのお家

ドラマや映画に出て来そうな、素敵なビルトインガレージがあるお宅です。

収納としてもビルトインガレージを上手く利用されています。

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収納抜群のインナーガレージがあるお家

ビルトインガレージと収納庫が一体化したような素敵な造りです。

アウトドアグッズや工具などがすっきりと収納されていて、必要なときに必要なものをすぐに取り出せそうですね。

■このお宅をもっと見る

BBQもできそうなビルトインガレージがあるお家

ビルトインガレージの前に広いスペースがあるお宅です。

友だちとバーベキューや花火を楽しんだり、みんなでおしゃべりしたり、と楽しめそう。

車もたくさん停められるので、親戚やお客さんが来ても安心ですね。

■このお宅をもっと見る

【まとめ】ビルトインガレージのある理想の家を建てよう!

今回の記事では、ビルトインガレージについて解説しました。

あこがれるけれど後悔はしたくない…そんなお悩みを持つ方の参考にしていただけたらうれしいです。

ポイントは「後悔しそうなポイントへの対策を立てておくこと」です。

詳しい設計のことや、間取り、土地や敷地の広さ・固定資産税については、ぜひ専門家であるグッドリビングのスタッフへご相談ください。

家づくりのプロが、大切なマイホームで後悔しないよう、的確にアドバイスいたします。

まずはモデルハウスへ!お待ちしております。

▼TATTA!はこちらから▼

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