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コラム

一般的な窓の大きさは何センチ?注文住宅の窓の種類やサイズ・選び方について浜松市の工務店が解説!

「新築の家におすすめの窓の大きさは?」

「どの間取りにどんな窓が向いているのかわからない」

「窓の大きさや開け方の種類が知りたい」

今回の記事は、そんな疑問を持つ方へ向けたものです。

家に当然あるもののひとつに「窓」があります。

窓は、太陽の光を取り入れたり、外からの風を取り入れたり、室内の空気を外に出したりと、生活に欠かせない役割を持っています。

しかし、窓は良くも悪くも存在感の大きな物。これから新築の注文住宅を建てるという人の中には、窓の大きさや配置で悩んでいる人も多いかもしれませんね。

今回の記事では、以下のことが解決します。

  • 標準の窓のサイズや種類
  • 窓についての建築基準法の取り決め
  • 間取りに合った窓の選び方
  • 家づくりでの窓についての注意点

これから家を住まいを建てる方はもちろん、すでに家を建てていて、カーテンの大きさなどで悩んでいる方にも役立つ情報を紹介します。

ぜひ参考にしてください。

標準の窓サイズの目安

一般的な窓のサイズは、各メーカーでほぼ共通しています。

  • ・高さ(H):37cm~203cm
  • ・幅(W):30cm~190cm

上記の高さと幅を組み合わせて、窓の規格が設定されています。

一般的な住宅の窓サイズ

次に、一般的な住宅で採用されている窓サイズは以下の通りです。

  • ・掃き出し窓:(高さ)200cm~220cm × (幅)170cm~180cm
  • ・腰高窓:(高さ)120cm前後 × (幅)90cm~180cm

掃き出し窓とは、リビングなどに設置されることが多い大きな窓です。

帚(ほうき)で、室内のホコリなどを外に掃き出せることから「掃き出し(はきだし)窓」と言います。

腰高窓とは、各自の部屋や寝室などに設置されることが多い窓です。

人間の腰の高さくらいまでの高さなので、「腰高(こしだか)窓」と言われています。

建築基準法で定められた窓の大きさ

これから注文住宅を建てる人が知っておかなければならないのが「建築基準法で定められている窓についての取り決め」です。

  • 住宅の居室の採光に必要な窓の面積は、居室の床面積の7分の1以上でなければならない
  • 窓の必要換気面積として、部屋の床面積に対して1/20以上の開口面積が必要

このように書くとなんだか難しく感じますよね。

しかしこれらは、建築を依頼するハウスメーカーや工務店が認識している内容です。

「思い描く窓の大きさがあるけれど、もしかしたら建築基準法に引っかかるかもしれないな」くらいに考えておき、詳しいことは工務店へ聞いてみましょう。

知っておくと便利な窓についての専門用語

建築については、一般の人が普段使わない言葉がたくさん使われています。

その中でも、以下の2つについては知っておくと良いかもしれません。

  • 一間(いっけん):約180cm
  • サッシ:窓の枠の部分・窓を含めた全体を「サッシ」と言うことも多い

ちなみに、半間(はんけん)は約90cm、一間半(いっけんはん)は270cmです。 

また「サッシ」については、枠のことを言っているのか、窓を含めた全体のことを言っているのか、話を進めるときに確認をしておいた方が良いでしょう。

一般的な窓の開け方の種類

次に、注文住宅などで取り扱われる一般的な窓の開け方の種類について紹介します。

窓の開け方の種類を知っておけば、ハウスメーカーや工務店との話を理解しやすくなり、要望も伝えやすくなります。ぜひ参考にしてください。

一般的なスライド開閉「引き違い窓」

「窓」と聞いたほとんどの人が想像するのが「引き違い窓」ではないでしょうか。

2枚のサッシを横にスライドさせて開閉する窓です。

どのお宅にもひとつはある窓、と言って良いでしょう。

引き違い窓は、掃き出し窓や腰高窓にも多く使われています。

狭いスペースで活躍「上げ下げ窓」

上げ下げ窓とは、名前の通り窓を上げたり下げたりすることで開閉する窓です。

引き違い窓が横にスペースを必要とするのに比べ、上げ下げ窓は横のスペースを抑えられます。

そのため、換気が必要な狭いスペースでも設置できるのがポイントです。

外に向けて開ける「滑り出し窓」

滑り出し窓とは、サイドのハンドルや把手を使って外側に開く窓のことです。

ビジネスホテルなどで使ったことがある、という人は多いかもしれません。

滑り出し窓は、引き違い窓や上げ下げ窓のように横や縦にスペースを取る必要がありません。

また、ハンドルをしっかり握って力を加えないと開かないため、防犯面での不安がある場合にもおすすめです。

換気メインなら「内倒し窓・外倒し窓」

内倒し窓・外倒し窓、とは上部のコックをひねって、窓を内側あるいは外側に開ける窓です。

洗面所や浴室など、外から内を見られたくない場合は内倒し窓がおすすめ。

周りに窓より高い建物や隣家がなければ、外倒し窓も良いですね。

浴室におすすめは「ルーバー窓・オーニング窓」

ルーバー窓とは、横長のガラスを複数枚使っている窓です。ハンドルをひねると複数枚のガラスが同じ方向に倒れ、風を取り入れることができます。

オーニング窓は、ルーバー窓のそれぞれのガラスに枠がついているものです。窓の動きや働き自体はルーバー窓と同じ。

しかし、ガラスすべてに枠がついているオーニング窓の方に安心感を持つ人は多いかもしれません。

室内だけでなくテラスにも「フルオープン窓」

フルオープン窓とは、真ん中から両サイドに大きく開く窓です。

腰高窓をフルオープンにすれば、大きな面積で光や風を取り入れることができます。

また、テラスへと続く窓をフルオープン窓にすることで開放感が広がり、より明るい空間となるでしょう。

採光に特化するなら「FIX(はめ殺し)窓」

FIX(フィックス)窓とは、開閉を前提としない、開かない窓です。

はめ殺し窓、とも言います。

開け閉めをしない前提のため、室内への採光や、デザイン性を目的に設置される窓です。

間取りに合った窓の選び方

次に、各間取りに合った窓の選び方を紹介します。

しかし、どれも「必ずこのタイプの窓でなければならない」ということはありません。

一般的な選び方ですので、ぜひ参考にしてください。

【リビング】大きな掃き出し窓はお掃除が楽

家族が集うリビングは、明るく清潔で開放感のある場所にしたいですよね。

おすすめは「掃き出し窓」です。

まずは何と言ってもお掃除が楽、ほうきやワイパーで室内のホコリを掃き出すことができます。

また、庭に面していれば子どもを遊ばせながら家事をしたりと、掃き出し窓の大きさが役立つことは多いでしょう。

【吹き抜けや浴室】高窓・天窓

高窓(たかまど)とは、部屋の高い位置に取り付ける窓のことです。採光やスペースを広く見せる効果があります。もちろん、開閉式にしても良いでしょう。

天窓(てんまど)とは、天井に取り付ける窓です。屋根裏部屋などに天窓をつけて、星を見ながら眠るのも良さそうですね。

【子ども部屋・寝室】腰高窓

子ども部屋や寝室には、一般的な腰高窓がおすすめです。

腰高窓であれば、子どもが落下する心配が軽減されますし、防犯面でも取り立てて不安になるということはないでしょう。

ただし、道路に面している部屋では腰高窓であっても中の様子が見えやすいため、柄入りのガラスを使うと良いかもしれません。

【廊下や階段・玄関】小窓

廊下や階段・玄関など、照明を消したときに暗くなる場所には、小窓がおすすめです。

正方形や長方形など、好みのデザインの小窓を取り入れることで、おしゃれなインテリアにすることができます。

もちろん、本来の役割である採光も。

注意点!注文住宅の窓選びは現実的に

最後は、注文住宅の窓選びの注意点をご紹介します。

念願のマイホーム、こだわりを詰め込みたい!と意気込んでしまいがちですが、家は住まいです。

日々の掃除や使いやすさが欠かせません。

  • 掃除や手入れがしやすい窓
  • 市販のカーテンが設置できる窓
  • 外からの視線が気にならない窓

まずは、この3つの条件を満たしているか?という点から考えてみると良いかもしれません。

一部の掃除は業者に依頼する、カーテンは特注にする、などであればどれくらいのスパンで、どれくらいのコストがかかりそうか?という点はチェックしておきたいですね。

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【まとめ】住宅の窓の大きさは目的と使いやすさが大切

今回の記事では「窓の大きさ」について解説しました。

「窓」と言っても種類は多いですし、開閉方法もたくさん。

今まで賃貸物件で暮らしていた人にとっては、窓選びってとても難しいことだと思います。

でも、やっぱり大切なのは「その部屋での窓の目的」と「使いやすさ」です。

この2つを兼ね備えつつ、好みのデザインの窓を探したい!という方はぜひグッドリビングへご相談ください。スタッフ一同お待ちいたしております!

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