「新築の家の寝室をどれくらいの広さにするか迷っている」
「コストを抑えた家づくりをしたいけれど寝室が狭いのってどうなの？」
「子ども部屋も兼ねた4.5畳にベッドは置けない？」
今回は、そんなお悩みを持つ方へ向けた記事です。
「寝室」は一日の疲れを癒す場所。次の日に備えて、ぐっすりと眠れる部屋であってほしいですよね。
でも、その一方で「他にも必要な部屋はたくさんあるし、寝るだけの寝室のためにコストをかける必要はあるのかな？」と考える人も少なくありません。
今回は「4.5畳の部屋を寝室にすることはできるのか？」という点を中心に解説します。
この記事では、以下のことが解決しますよ。
その他にも、実際にグッドリビングのニコニコ住宅で建てた家の中から「4.5畳」の実例写真もたくさんご用意しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
まずは「4.5畳」がどれくらいの広さなのかを確認しましょう。
4.5畳は、いわゆる「四畳半」ですごく狭いイメージかもしれません。
しかし、今の4.5畳は少し昔の4.5畳に比べると、案外広く感じることがあります。
案外広く感じる理由は「形」にあります。
現代の住宅では、4.5畳を正方形に作ることが多く、縦長の4.5畳よりも広く感じやすいのです。
畳一枚の大きさや形は地域によって異なることがありますが、一般的な4.5畳は「縦273cm×横273cm」。
部屋の一辺が2.5メートル以上・3メートル弱、と考えると寝室にするにはちょうど良い！という家庭は多いのではないでしょうか。
次に、4.5畳の部屋には、どれくらいのサイズのベッドが置けるのかを確認しておきましょう。
結論を言うと、4.5畳の部屋にはセミシングル～クイーンサイズのベッド設置が可能です。
以下は、一般的なベッドの実寸サイズです。
4.5畳が273cm×273cmであれば、セミシングル～クイーンサイズまでであれば、設置ができます。
もしも、部屋が正方形でない場合であっても、長さは同じ195cm。
ベッドを長い方の辺に寄せれば、余裕を持って設置できます。
4.5畳は寝室として狭すぎることはありませんが、やはり6畳や8畳に比べると狭いことは確かです。
寝室は睡眠をとる大切な場所。少しでも圧迫感の低い、快適な部屋にするためのレイアウトのコツを知っておきましょう。
ベッドや布団の配置にはいくつかのパターンがあります。
寝室を使う人数にもよりますが、主には上記のどれかに該当するレイアウトになると思います。
小さなお子さんと一緒に大人が寝る場合は、ベッドを並べて置くことで、落下防止になるというメリットもありそうです。
4.5畳はスペースに余裕がありません。
そのため、必要な家具は厳選して置くようにしましょう。
寝る前に日記を書きたい人や、テレビを見ながら寝たい人は、それぞれの大きさや薄さを考慮することをおすすめします。
4.5畳の寝室の場合、出入口や室内の動線が必要です。
出入口や収納、窓などが開き戸だと、前後にスペースが必要になります。
また、ベッドの足元は人が通ることができるほどの余白があると良いですね。
次に、4.5畳の寝室に置くベッドの選び方について紹介します。
誰が使うのか？何人で使うのか？どんな機能が必要なのか？など、具体的に考えてみましょう。
まずは「人数」です。
一人で寝るのか、二人、子どもも入れて三人、など家庭によってさまざまでしょう。
3人以上で寝る場合、クイーンサイズなど大きなベッド一つでも良いですが、ダブルサイズとシングルサイズなどにしておくと、いつでも寝室を分けることができて便利です。
ベッドの下に収納がついている、収納付きベッドだととても便利です。
4.5畳はスペースが限られているため、ベッド以外のものはできるだけ置きたくないもの。
そのため、ベッドの下が引き出しになっているタイプは大変おすすめです。
4.5畳の部屋で子ども部屋を兼ねるのであればロフトベッドもおすすめ。
ベッドの下に勉強机や収納があるため、子どもでも簡単に片付けができますね。
まだ子どもが小さく、ロフトへの上り下りが難しい場合は、いったん4.5畳の寝室に親子で寝られるベッドを入れて、成長したらロフトベッドを入れる、という順序でも良さそうです。
次に、4.5畳の寝室を少しでも広く感じられるためのポイントを5つ紹介します。
寝室は毎日リラックスして疲れを取る大切な場所です。
少しでも広く開放的な印象にしておきましょう。
まず、ベッドや家具はできるだけ「背が低いもの」を選びます。
空間を狭く感じる要因の一つは圧迫感です。その圧迫感を軽減するためには、一定の目線から上をすっきりとさせておく必要があります。
チェストやデスクを置く場合は、ベッドに比べて高さが高すぎないものを選びましょう。
空間を広く見せるためには、色も重要です。
寝室の寝具やカーテンは、できるだけ「白」を基調にします。
室内のすべてを白にする必要はありませんが、膨張色である白と淡い色の組み合わせであれば、圧迫感を感じにくくなります。
4.5畳と少し狭い部屋でも、おしゃれなベッドメイキングができていれば快適な空間として使えるかもしれません。
ベッドカバーやベッドスロー（ベッドの足元に敷く帯状の布）でアクセントをつけると、室内に高級感が出せそうですね。
他にも、クッションやラグマットなどで色やデザインのバランスを取る、という方法もおすすめです。
寝室にオレンジ色の照明を使っているお宅は多いと思います。
4.5畳の寝室でも、あたたかなオレンジ色の照明はおしゃれでおすすめです。
さらには、間接照明にするとムードが出て眠りに入りやすくなるかもしれません。
間接照明の置き方によっては、部屋を広く感じられることもあります。
最後は「窓」です。
狭い部屋であっても、窓があることで開放感が出ます。
窓が無い部屋の場合は、室内に通じる室内窓がおすすめです。
隣の部屋や廊下に面した室内窓があれば、圧迫感が減り、広々とした印象になります。
ここからは、実際にグッドリビングの「ニコニコ住宅」で建てた家の中から、4.5畳の部屋をご紹介します。
みなさんとても効率の良い使い方をされているので、ぜひ参考にしてください。
各リンクからもっと詳しく見ることができますよ！
家族が過ごすリビングの横に4.5畳の洋室が設けられています。
小さな子どもがいる家庭では、リビングからそのまま寝室に連れて行けるので育児がしやすそうですね。
こちらのお宅は、4.5畳を和室にしています。
壁側に収納もあり、夜になったら布団を敷いて広々と眠れそうです。
4.5畳の洋室にベッドを置いて寝室にしているお宅です。
コンパクトなシングルベッドと、さり気ないサイドテーブルで使い勝手が良さそうですね。
こちらは、4.5畳より少し広い5畳のお部屋です。
子ども部屋として使えるだけでなく、小さなベッドやお昼寝のお布団を敷いたりもできそう。
窓からの光が明るく、部屋を広く見せてくれています。
白を基調としたインテリアが、広さと開放感、清潔感も出してくれていますね。
グッドリビングのニコニコ住宅は、ローコストの規格住宅です。
一生に一度の家づくり、できるだけ安く済ませたい！という人が多いのは当然ですよね。
グッドリビングは、静岡県を中心に神奈川県や愛知県、岐阜県でもたくさんの家を建ててきました。
もちろん、土地探しや住宅ローンについてのご相談も受け付けています。
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ぜひ一度、モデルハウスへお越しください。
今回の記事では、4.5畳の部屋が寝室にできるのか？という点について解説しました。
結果はもちろん「4.5畳の広さでも寝室にできる！」です。
広い寝室も素敵ですが、狭いことによって掃除がしやすかったり、余計な物を置かずすっきりとさせやすかったりと、メリットもあります。
ぜひ、新築住宅の参考にしてください。
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