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土地探しのコツとは?理想の土地を探す方法と後悔しないための注意点を浜松市の工務店が解説!

「マイホームを建てることにしたけれど、失敗しない土地の選び方がわからない」

「初めての土地購入で何から手を付けたら良いのか…」

「土地を探すとき、周辺環境や金額以外にポイントはある?」

今回は、そんな疑問を持つ方へ向けた記事です。

「土地」って買ったことありますか?

「いやいや、新築の家づくりで人生初の土地探しを経験する」、そんな人が大半ではないでしょうか?

今回は「土地探しのコツ」についてのお話です。

不動産は、動産と違いその場で手軽に買えるものではありません。

この記事では

  • ・土地を探し始める前にした方が良い準備
  • ・購入する土地が自分のものになるまでの流れ
  • ・土地探しの方法
  • ・土地探しに必要な専門用語の理解
  • ・自分で行う現地調査
  • ・土地探しを失敗しないための注意点

これらのことがわかります。

土地購入では普段聞きなれない言葉がたくさん出てきますが、大丈夫です!

わかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

まずは土地探しの準備をしよう!

まずは、土地を購入するための事前準備です。

  • ・家と暮らしの具体的なイメージを確認
  • ・エリアと予算の決定
  • ・希望条件の優先順位決定
  • ・土地購入までの流れの確認

どれも大切な準備です。ひとつずつ確認していきましょう。

家と暮らしの具体的なイメージを確認する

土地を探し始める前に今一度、建てる家の間取りや広さ、ライフスタイルに合った暮らし方、などについて家族で確認し合いましょう。

最初は「理想」であった家づくりは、土地探しの段階から「現実的な希望」へと移行します。

  • ・間取りは〇LDK
  • ・駅からは自転車で〇分以内
  • ・スーパーは徒歩で行ける

「使いやすい間取り」「便利な場所」「広い家」などのざっくりとしたイメージでは、土地探しが難航します。

たとえば、リビングにホワイトボードを設置して、家族それぞれが「あ!」と思いついたことを随時書き出して行く、という方法もありますね。

土地のエリアや予算を確認する

具体的なエリアや予算を確認することも重要です。

賃貸物件を探す際に、ざっくりとした「この辺り」「〇円くらい」という条件で探すと、いつの間にか当初の希望から外れてしまっていた…という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?

特に子どもがいる家庭ではお金がかかるため、エリアや予算を外すわけにはいきませんよね。

出典:文部科学省 令和3年度子供の学習費調査

子どもの学費は公立・私立で大きな差があります。

日々の通学のことも考えると、エリアと予算は切り離せない重要ポイントです。

希望条件に優先順位をつける

新居の外観や内装、周辺環境など、希望する条件に優先順位をつけます。

希望として挙げられているからには、きっとどれも大切な条件ですよね。

でも、土地は選択肢が多くはないことが大半です。

状況に応じて、優先順位が低い希望は切り捨てる、という考えもあります。

土地探しから購入までの流れを確認する

購入する土地を探して購入し、実際に自分の名義となるまでの流れも知っておきましょう。

  • ①土地探し
  • ②買付証明書の提出
  • ③住宅ローンの事前審査
  • ④土地の売買契約締結
  • ⑤住宅ローンの本審査
  • ⑥金銭消費貸借契約の締結
  • ⑦土地の引き渡し
  • ⑧所有者移転登記

土地や家などの不動産は、売主から買主へ所有権が移転するまでに時間がかかります。

これらの過程を経た後に、家づくりがスタートです。

土地探しは、家の完成希望時期よりもできるだけ前倒しで始めた方が良いかもしれません。

土地探しの主な方法

いよいよ土地探しを開始!

でも、いざとなるとどうやって探せば良いの?戸惑うかもしれません。

主な土地探しの方法は、5つあります。

インターネットで検索

インターネットを使った検索であれば、時間や場所を問わずにできて簡単です。

検索キーワードを「〇〇(地域) 土地」などにすると、たくさんの土地売買スポンサーサイトや、その街の市役所・区役所の土地売買情報が出てきます。

ただし、インターネットで紹介している情報の中には、更新がされていないだけですでに売れているものもあるため、必ずしもタイムリーな情報ではないかもしれません。

不動産会社へ相談する

インターネットで見つけた土地の多くは、不動産屋さんが管理しています。

そのため、直接不動産会社へ土地探しの相談をする、という方法も。

不動産会社のホームページで探すこともできますが、やはりタイムリーな情報ではない場合もあるようなので、できるだけ電話や訪問で直接相談した方が良いでしょう。

銀行に相談する

土地探しを銀行で?と思うかもしれませんが、銀行も多くの土地を所有しています。

その多くは、貸し付けなどの担保にされていた土地の所有が、借主から銀行へと移ったもの。

そのため、一般的な検索や不動産会社では扱っていない土地を持っている可能性があります。

また、住宅ローンを組むことを条件に、紹介してもらえる土地の選択肢が広がることもあるかもしれません。

地域に出向いて探す

希望する地域が今の住まいと近ければ、実際に出向いて探すのも良い方法です。

街を散歩しながら空いている土地を探したり、ドライブしながら周辺の状況を把握したりもできます。

希望する地域が遠い場合は、休みの日に家族で出かけて探しても良いでしょうし、Googleマップのストリートビューを使うのもおすすめです。

工務店やハウスメーカーへ相談する

地域に密着した工務店や、全国展開をしている大手ハウスメーカーなどは、たくさんの情報を持っています。

特におすすめなのは「土地探しや住宅ローンなどについての相談も受けて、家づくりも依頼できる企業」です。

先にお伝えしたように、土地の購入までだけでもかなりの手間が必要。

でも、その道のプロである工務店やハウスメーカーに依頼すれば、時間や手間を大きく省ける可能性が高くなります。

土地探しだけで終わり、住宅ローンは別、家づくりはまた工務店を探すところから…これでは大変ですよね。

信頼できる企業を見つけてしまえば、迷いや不安を解消する提案もしてくれますよ。

グッドリビングは地域に密着した家づくりを提案

グッドリビングは、静岡県浜松市を中心に、神奈川県・愛知県・岐阜県で新築の注文住宅や規格住宅を建て続けて40年。

小規模工務店のような距離の近さとスピード感、大手ハウスメーカーのような充実したサービス内容、その両方を実現する会社が、グッドリビングです。

「家を建てるのは初めて」

「土地探しなんてしたことがない」

「住宅ローンも通るが不安」

そんな不安やお悩みをぜひお聞かせください!

お客様が安心して住み続けるためのさまざまなご提案や、土地の候補を探すお手伝いをさせていただきます。

まずはお近くのモデルハウスや店舗へ。お待ちいたしております!

土地探しに必要な専門用語

「土地」に関する専門用語は、聞くだけでは意味がわからないものが多くあります。

でも、土地探しや土地の購入、家づくりのためには意味を知っておくことは必要。

完全に理解しなくても良いのです。仲介業者などから説明されたときに「聞いたことあるな」くらいを目指すつもりで読んでみてください。

建ぺい率・容積率

建ぺい率(けんべいりつ)や、容積率(ようせきりつ)とは、簡単に言えば「その空間の内、建物が占める割合」です。

  • ・建ぺい率(%)=建設面積÷土地の面積×100
  • ・容積率(%)=延べ床面積÷土地の面積×100

建ぺい率や容積率には上限があります。いずれも上限を超えた建物は建てられません。

建ぺい率と容積率の上限は、各行政によって決められているため一律ではなく、場所によって異なります。

用途地域

用途地域(ようとちいき)とは、「住宅を建てても良い地域」のことです。用途地域は、各都道府県によって定められています。

出典:国土交通省

「〇〇市 用途地域」などで検索すれば、希望する地域の用途地域を知ることができますよ。

斜線制限

斜線制限(しゃせんせいげん)とは、日当たりや風通しについての制限です。

建てようとする建物が、周辺住宅や道路の採光や風通しを妨げないようにするためのもので、隣接する住宅との距離に応じて、建設する建物の高さなどが制限されます。

接道義務

接道義務(せつどうぎむ)とは、土地が面する道路の幅によって、建設する建物に課される義務です。

建築基準法では、道路から住宅の敷地は2m以上離さなければならないとされています。

さらに、道路幅が4m未満の場合、道路が4m幅を確保できるよう、建物をセットバック(後ろに下がること)させなければなりません。

後悔しないための土地選びの現地調査|チェックポイント8項目

ここからは、土地を探す中で「特に厳しくチェックしておいた方が良いポイント」をご紹介します。

どれも、これから先の長い時間を過ごすマイホームには欠かせないポイントです。

  • ①昼・夜・平日・休日、の状況や環境
  • ②周辺施設(学校や病院、商業施設・スーパーやコンビニへのアクセス、市役所や区役所など)
  • ③住民や街の雰囲気(交通量や治安、騒音など)
  • ④土地の高低差(道路より低ければ盛土工事、高ければ擁壁工事で斜面を安定させる)
  • ⑤道路との高低差(道路より低ければ盛土工事、高ければ擁壁工事で斜面を安定させる)
  • ⑥越境(測量士や土地家屋調査士で測定)
  • ⑦建築の支障となる物(電柱やガードレールの撤去には行政協議が必要)
  • ⑧ライフライン(電気・ガス・水道などインフラが引き込まれているか)

⑧のガスについては、都市ガスの方が使用料金が安く、プロパンガスは高い、という特徴があります。

しかし、場所を選ばず設置でき、災害にも強いのはプロパンガス。

一方、災害に弱く提供エリアが限られてはいるけれど、安い使用料にメリットを感じる人は多いようです。

お得で安全な土地探しのポイント

「少しでもお金は安く、しかし、安全な場所に家を建てたい」誰でもそう思いますよね!

そこで、価格面と安全面の両方から見た「お得で安全な土地」の探し方について紹介します。

開放的な角地と低価格の中間角地

角地とは、そのブロックの端の土地です。開放感があり、日当たりが良いことも多いでしょう。

中間角地とは、両隣・後ろの3面を建物に囲まれた土地です。金額的に安いことが多く、土地購入の費用を抑えることができます。

台形・三角・旗竿地など不整形地は安価

土地の形は、長方形や正方形が人気。家を建てやすく、間取りの自由も効くためです。

一方で、いびつな形の不整形地は安価である傾向。

旗竿地とは、道路から路地を通った先にある土地のことです。

いずれの形も、測量をしてみないと具体的な形がわからない部分が多い、と言われています。

災害リスクはハザードマップで確認

せっかく建てる家なら、安全で安心な場所を選びたいですよね。

特に、近年は異常気象もあり、各地で災害リスクが高まっています。

まずは、ハザードマップや地震防災マップを確認しましょう。各市町村のホームページで確認できます。

また、その地形の自然災害リスクは、国土交通省の「国土地理院」で見ることができます。

地盤の確認

土地の購入前であっても、売主の許可があれば地盤調査ができます。

地盤調査をして、地盤に問題がある場合は地盤改良工事(50~200万円が相場)を行い、その上で家を建てることになります。

もしも、売主の許可が出ない場合は、古い地図やハザードマップなどから地盤の状況を調べることができるかもしれません。

土地探しの注意点

最後は、後悔しないために必要な「土地探しの注意点」です。

  • ・「とりあえず買う」は失敗のもと
  • ・「大丈夫だろう」の現地調査不足は後悔

土地を買うのは一生に一度あるかないか、の一大事です。

後悔しないための注意点を確認しておきましょう。

「とりあえず買う」では間取りや窓の位置で後悔

「たくさんの土地を見過ぎて疲れた」「安いから人に取られない内に」などを理由に、とりあえず買うという考え方はおすすめできません。

「とりあえず買って、家を建てる時に工務店に相談しよう」などでは、理想の間取りが実現しない可能性があります。

これまで解説してきたように、土地の購入と家づくりは物理的な可能・不可能があるため、しっかりと吟味・相談をしましょう。

「大丈夫だろう」ではデメリットに気がつかない

現地調査が足りていないと、天候や時間帯によって「こんなはずではなかった」という後悔につながることがあります。

現地に何度も足を運ぶことで、車が渋滞しやすい時間帯や曜日、雨の日の買い物のし辛さなど、生活をする上で必要な情報を収集できます。

遠方で何度も出向くことが難しい場合は、近所の家の人や店舗の人にその土地の特徴などを聞いておくと参考にできそうです。

【まとめ】土地探しのコツは「信頼できるプロ」のサポート

今回の記事では「土地探しのコツ」について解説しました。

でも、初めて聞く言葉も多く、正直理解が難しい部分もあると思います。

そこでおすすめするのは、やはり「信頼できるプロ」を見つけることです。

土地探しの不安や迷いは、一般的に素人が考え続けても解決できないことがほとんど。

実績のある企業で、信頼できる土地・家づくりのプロ・専門家に何でも相談してみましょう。面倒な手続きや大切な契約もスムーズに進められます。

今回、ご紹介した写真はすべて、グッドリビングの「ニコニコ住宅」で建てたものです。

ニコニコ住宅は、地域最安値級の低価格で建てられる規格住宅。

ぜひ、一度モデルハウスへお越しください!

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