「対面キッチンに憧れるけれど丸見えになるのが気になる」
「オープンキッチンの対面は水はねや油はねが心配」
「対面キッチンの目隠し、注意点はある?」
今回は、そんな疑問を持つ方へ向けた記事です。
ダイニングやリビングに居る家族とコミュニケーションを取りながら調理や後片付けができる「対面キッチン」。開放的な雰囲気が魅力ですよね。
見た目もおしゃれで憧れる人は多いです。
でも、キッチンは毎日水や油を使いますし、食器などで何かとごちゃごちゃしがちなところ。
お客さんが来たときや、自分自身が疲れているときなど「見せたくない、見たくない」ということもあるでしょう。
今回は対面キッチンの目隠しのアイデア10選をご紹介します。
カウンターキッチンとの併用や、DIYをする場合の注意点についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
この記事では
以上のことを知って解決することができます。
対面キッチンの目隠し実例もご紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください。
目次
「そもそも、対面キッチンに目隠しって必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
まずは、対面キッチンに目隠しをすることで得られる3つのメリットについて確認しておきましょう。
最近は見た目がきれいで手入れも簡単なフラットキッチンや、開放感のあるオープンキッチンが人気です。
しかし、対面式となるとキッチンもインテリアの一部となりがち。ごちゃごちゃしたシンクの部分は隠して「いつもきれい」な状態が保たれると安心ですよね。
もちろん、急な来客時にあわててキッチンの片付けをする必要もありません。
さらには、キッチンでは避けられない水はねや油はねも目隠しで最小限に抑えることができます。
ここからは「対面キッチンの目隠し10のアイデア」をご紹介します。
内装を考える時点から盛り込めるアイデアだけでなく、後付けできるものもたくさん!
ぜひ参考にしてください。
「腰壁」とは、キッチンの前面(または前面もサイド・サイドのみ)に取り付ける壁のことです。
人の腰くらいの高さであることから、腰壁と言われています。
腰壁は目隠しになるだけでなく、水はねを防いだり、料理や食器を一時的に置く場所としても最適です。
注文住宅でも腰壁を採用するお宅は多く、もっとも自然で合理的な目隠しと言って良いでしょう。
腰壁を厚めにすれば「カウンターキッチン」として使うこともできます。
腰かけたときに上手く足元が収まるようなデザインにすると良いですね。
もちろん、カウンターキッチン自体を取り付けても目隠しの役割はしてくれます。
家族の人数や、キッチンの広さなどを元に検討すると良いかもしれません。ダイニングキッチンにカフェのような雰囲気を出したい、という家族にもおすすめです。
特別な物を使わず、普段から必要な「食器棚やスパイスラック」を目隠しに使うという方法もあります。
キッチンよりも少し背の高い食器棚であれば、十分目隠しになりますし、なんといっても実用的。家事動線としても便利ですね。
また、小さなスパイスラックやショーケースをキッチンの上に飾るだけでも目隠しになりますよ。
キッチンすべてを隠すのではなく、「視線をキッチンから外させるだけ」でも印象は大きく変わります。
キッチンの前面やサイドに「カーテンやロールスクリーン」を取り付けるという方法もあります。
カーテンやロールスクリーンの便利な点は「いつでも開け閉めができること」です。
来客時や水はね・油はねが気になる時だけ閉めて、普段は開けておけば風通りも良くなります。
カーテンやロールスクリーンは、ホームセンターなどでも比較的安く購入できますし、取り付けが簡単なものも多い様子。検討してみても良いかもしれません。
パーテーションやパネルを使った目隠しもおすすめです。
対面キッチンの前面やサイドに設置することで、目隠しになります。
また、パーテーションやパネルは、大きさや透け具合、開閉の可否、取り外しの可否など、目的に合ったものを選びやすい点が魅力的です。
油はねやキッチンの煙をダイニングやリビングに流入させたくない、という場合は背が高いパーテーションやパネルを固定して設置しても良さそうです。
機能性だけでなく、インテリアとしてもこだわりたいのであれば「格子やブラインド」の設置もおすすめです。
格子とブラインドに共通しているのは「隙間」。隙間のある目隠しは、上品でモダンな印象を与えます。
ブラインドや格子・ルーパーは、キッチンの入り口などへ設置にも向いています。
すでに住宅を建てていて、対面キッチンの目隠しを作りたいのであれば「壁や柱」を使う方法もあります。
新築の場合は、キッチン周りに目隠しになるような壁や柱がないことがほとんどです。リフォームの際に使えるアイデアかもしれません。
キッチンの前面の一部に壁を作ったり、元からある柱を利用したりすれば、自然な目隠しになるでしょう。
対面キッチンの前面にかわいい雑貨や小物、緑の植物などを置いて目隠しにすることもできます。
雑貨や小物はさまざまなタイプが安く購入できることが多く、季節や雰囲気によって変えても楽しめそうです。
また、観葉植物の緑はキッチンに映えるため、清潔感のあるナチュラルなイメージにもできます。
キッチンの入り口に、仕切りや引き戸を設置するのも目隠しアイデアのひとつです。
特に、ダイニングキッチンへの入り口からリビングに向かう動線の中で、キッチンの中が見えやすい場合は間仕切りや引き戸を使ってキッチンスペースを確立するのがおすすめ。
間仕切りや引き戸は、工務店に依頼して取り付ける物もありますが、ホームセンターなどで購入できるレールで簡単に取り付けられるものもあります。
調理や洗い物をしながらテレビを見たい場合は、テレビモニターを目隠しの代わりにすることもできます。
また、別室に居る子どもや高齢者の様子を確認するカメラモニターにすれば、安心して家事ができそうですね。
インターネットに接続しておけば、レシピ動画を見ながらの調理も。
次に、対面キッチンの目隠しを設置する場合の注意点を紹介します。
キッチンは、食品や火・刃物などを扱うため、衛生面や安全面に注意が必要です。
ガスを使うキッチンの目隠しは、熱に強く火が燃え移りにくい素材を選びましょう。
IHコンロの場合でも、熱い蒸気や熱湯に弱い素材は危険です。
工務店やハウスメーカーが提案する目隠しは熱や火に強い物ばかりですが、自分でDIYする場合は素材選びに注意が必要です。
キッチンでは水はねや油はねが日常です。目隠しに使う素材は、汚れが落としやすい素材がおすすめです。
特にカーテンやロールスクリーンを目隠しにする場合は、洗濯や手入れのことも考慮した方が良いでしょう。
パーテーションの場合はクリアよりも半透明の物の方が汚れが目立ちにくい、という特徴があります。
パネルや格子などの場合は、必要な時だけ設置できるものがあります。お客さんが来た時だけ使う、普段はしまっておく、などの切り替えができ便利です。
しかし、固定されていないパネルや格子は小さな子どものケガにつながることもあります。
パネルが倒れてケガをする、格子が倒れたことによってコンロに影響が出る、という可能性も。小さな子どもが居る家では、子どもの動線を考慮しておきましょう。
ここからは、グッドリビングの「ニコニコ住宅」で建てたお宅の対面キッチン目隠し事例をご紹介します。
どのお宅もさり気ない工夫がされています。ぜひリンクからお宅全体もご覧ください。
一般的な腰壁を使った目隠しをすっきりと使っている事例です。
腰壁の上部がすっきりしているため、料理や食器を置く場所としても便利に使えます。
こちらのお宅は、かわいい雑貨が対面キッチンの目隠しをしています。
家族の好みやこだわりを反映させながら、さりげない目隠しができるのはうれしいですね。
こちらのお宅は少し珍しい造りで、キッチンを見えにくくしています。
キッチン自体がステップの上にあるため、腰壁だけで十分目隠しができていますね。
高さがある分、視界も広く家族とのコミュニケーションも取りやすそうです。
今回の記事でご紹介した写真はすべて、グッドリビングの「ニコニコ住宅」で建てた家です。
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今回は「対面キッチンの目隠し」について解説しました。
「そういう方法があったのか!」「こういうキッチンの家に住みたい!」と思ってもらえたらうれしいです。
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