2023.09.25
近年なにかと話題の「リビング学習」。
子ども部屋ではなく、家族がいるリビングで勉強すると良い効果が出る…そんな話を聞いたことがある人は多いと思います。今回は「リビング学習」についてのお話です。
今回の記事では、そんなお悩みが解消します。
実際にグッドリビングのニコニコ住宅で建てた実例とともにご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
子どもが勉強をする場所は「子ども部屋でなくてはならない」ということはありません。
リビング学習と個別の自室学習には、以下のような違いがあります。
「集中力」や「学習能力の向上」にはさまざまな説があります。
必ずしも、リビング学習が向いている子どもばかりではありません。
しかし、説の中には「人間は無音よりも生活音などの雑音がある方が集中しやすい」というものも。
子どもがリビング学習に向いているのかをよく見極めてから学習空間を選べるように、リビングをフレキシブルな空間にしておくのがおすすめです。
狭い空間であっても、リビング学習に向けた空間を生み出すことはできます。
まずは、リビング学習レイアウトの3つのコツを確認してみましょう。
もっとも一般的な「リビング学習」は、ダイニングテーブルの利用です。
ダイニングテーブルであれば、奥行があるため、教科書や地図帳なども広げやすいでしょう。
しかし一方で、勉強できる時間が限られる(食事中や食事の前後は勉強ができない)、キッチンにいる家族が近すぎる、などに不便を感じる子どももいるようです。
また、ダイニングテーブルでの学習は、目の前の空間が広く視線や気持ちが散ってしまいやすいことも。
ダイニングテーブルでの学習は、子どもの性格やタイプによる、と言って良いでしょう。
壁に向かって学習をしたい子どもには「カウンタータイプ」の学習机がおすすめです。
カウンターキッチンを設置するスペースがない場合でも、リビングの壁に向けて小さなカウンターを設置したり、横長の簡易式デスクを置くことで「カウンタータイプの学習机」が完成です。
リビング学習の机に必要な奥行は約50~60㎝。
横幅は90㎝ほどが理想ですが、サイドに可動式の小さなテーブルや引き出しを置いてスペースを分散する、という方法もあります。
リビングを利用する人数や広さによっては、リビング横の和室などを学習スペースに使うという方法もあります。
リビング横に和室や、間仕切りが外せる洋室が隣接しているという家は多いのではないでしょうか。
その場合、隣接したリビングやダイニングキッチンからでも子どもの様子を見たり、家族の存在を感じながらの勉強が可能です。
扉や間仕切りがあれば、子どもの気分や勉強無いようによって閉めて個室にできますし、開けておけばオープンな空間にもできます。
リビング学習には、いくつかの家具や備品が必要です。
以下では「これがあるとリビングでの勉強が捗る」と思われるものを5つご紹介します。
当然のことですが、まずは「机」が必要です。
机は書き物に適した、凹凸のない平たい机が最適。
机の形状は、軽く移動がしやすいものや、折り畳み式のものもおすすめです。
さらに、昇降式のものであれば子どもの成長に合わせて使うことができます。
スタンディングデスクくらいの高さまで上げられるものであれば、座りっぱなしの勉強にならず健康面でも安心できそうです。
椅子にはいくつか種類があります。
椅子は子どもの年齢や体形、本人の好みなどによって決めると良いでしょう。
ただし、いずれのタイプにしても「正しい姿勢を保てるもの」がおすすめです。
リビングは、家族の団らんを目的としているため、やわらかなオレンジ色の照明を使いたいというお宅は多いのではないでしょうか。
しかし、勉強をするときは「白色系」の明るい照明がおすすめです。
やわらかい光は、明るい光に比べると手元に影ができやすく、細かい文字が見えにくいこともあります。
シーリングライトの中には、リモコンで明かりの色や明るさの調整ができるものもあるため、学習用と併用しても良いかもしれません。
リビングであっても、学習スペースには「電気コンセント」や「Wi-Fi」が必要です。
最近では、学校の勉強にタブレットやパソコンを使うことも珍しくなくなりました。
いつでも充電や通信ができる状態にしておいた方が良いでしょう。
学習スペースには、ランドセルや教科書、ノートや文房具をしまう収納ボックスが必要です。
リビング学習で困るのは「散らかって家事に差し支える」という点。
でも、勉強道具を入れる収納ボックスやワゴンがあると便利ですよね。
ワゴンは移動式であれば尚良いかもしれません。
来客時などにさっと片づけられて助かります。
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リビング学習については、テレビやネットで多くの情報が提供されています。
しかし、実際にリビング学習を取り入れる前に、もう一度メリットやデメリットと対策について確認しておきましょう。
リビング学習には、主に3つのメリットがあるといわれています。
リビングにいる家族が発する適度な雑音が、無音の空間よりも集中できる、というのが大きなメリットです。
ただし、大人と同じで子どもにもタイプがあります。
あくまでも「学習方法のひとつ」と考えて、本人と相談することが大切です。
また、何かと忙しい毎日でもリビングにいながら子どもの勉強を見守れる、という点も親にはうれしいメリットでしょう。
子どもとしても、家族に見守ってもらいながらの学習に安心感を持つかもしれません。
リビング学習にはデメリットもあると言われています。
「勉強している」と思うと、他の家族は何かと気を遣ってしまうものです。
いつの間にかリビング全体が勉強部屋になってしまった…ということも。
リビングを勉強に使う時間帯や、スペースを決めておきましょう。
また、親が叱り過ぎる・子どもが頼りすぎるについては、親子でよく話し合って「約束」をすると良いかもしれません。
「〇〇はしない」「〇〇のときは聞く・自分で調べる」などが例です。
お互いに相手を尊重した約束事を決めておけば、行き過ぎた干渉や依存を防げる可能性があります。
手狭なリビングを学習スペースにする場合、注意しておきたい点が3つあります。
リビングは家族全員が利用する場所です。
各自の生活動線をふさがないように注意しましょう。
子どもが学習中であっても、リビングで他の家族がくつろいだり、洗濯物を畳んだり、と無理なく日常を送れることが重要です。
リビングにテレビを置いているお宅は多いと思います。
しかし、子どもはついテレビに気を取られがち。それは仕方がないことですよね。
リビングの学習スペースは、できるだけテレビに背を向ける形にしておくことをおすすめします。
他の家族が見ているテレビも「振り返ってまで見なくていいな」と思えるような配置が良いですね。
リビングの学習スペースを使う子どもが、大きくなったときに「そのスペースを何に使うか」ということも視野にいれておきましょう。
また「リビング学習は続けるけれど、体が大きくなって机や椅子が小さくなった」という場合についても考えておくことをおすすめします。
学習用に作られたスペースが、将来何に使えそうか?
体が大きくなったとき、机や椅子は交換ができそうか?
という点についてもイメージしておきましょう。
今回は「狭いリビングでの学習スペース」について解説しました。
子どもが頑張る勉強を応援したい!というのは親にしてみれば当然の気持ちかもしれません。
家づくりの際には「学習スペース用の机を」と考えるかもしれませんが、費用が上乗せされるだけでなく、将来的な使い方や成長に応じての買い替え、日々の掃除などを考えると二の足を踏んでしまう人は多いのではないでしょうか。
グッドリビングの「ニコニコ住宅」は、とってもリーズナブルな規格住宅です。
リビング学習はリビングテーブルを使うことで費用をかけずに解決し、子どもの成長に応じて必要になる費用は大切に取っておく、という方法もあります。
今回ご紹介した写真はすべて「ニコニコ住宅」で建てたお宅のものです。どのお宅もとても素敵ですよね!ところが「ニコニコ住宅」は、月々の支払いが家賃価格。
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