2022.01.31
2022年には、「保険料の値上げ」や「保険期間の短縮」が予定されています。
ここ数年、大規模な自然災害が相次いでおり、それに伴い支払われる保険金が増えていました。2019年2020年と2年連続で1兆円超えとのこと...。火災保険制度の維持のために、制度変更が余儀なくされます。
保険料は「全国平均で10.9%の引き上げ」であり、「保険期間短縮により実質値上げ」です。
災害は、自然相手のことなので、致し方ないことですが...
一般的な「火災保険」は、火災以外に、落雷、竜巻、台風洪水、土砂災害...と自然災害によって受けた損害を補償しています。
火災被害であっても、地震によって発生した津波や火災は「地震保険」の補償内容となり、「火災保険」の適用外です。
「火災であれば、地震によるものでも火災保険でカバーされる」のではないので...
これを機に、ご自宅周辺地域の「自然災害リスク」を確認してみませんか?
家族全員で、災害地域の「ハザードマップ」を把握してみましょう。
ハザードマップとは、河川の氾濫や、堤防の決壊といった水害時の被害を最小限にくい止めることを目的に、浸水が予想される区域や避難場所、避難経路などの各種情報を地図であらわしたものです。
→ 国土交通省「ハザードマップポータルサイト」