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2021.03.30

住まいから変えるSDGs➂

「つくる責任つかう責任」

 

目標12「つくる責任つかう責任」は、17ある目標の中でも非常に重要だと考えます。
なぜならば、SDGsの達成に向けてマイナスの原因となる芽を最初に摘んでいるからです。
SDGsが掲げる17の目標のうち、共感度1位は目標3「すべて人に健康と福祉を」で、続いて2「飢餓をゼロに」、6「安全な水とトイレを世界中に」、1「貧困をなくそう」、7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」と続きます。これは誰しもが重要と感じる目標で、もっと言えば利害がぶつからないため、共感度も必然的に高くなっているのでしょう。
そして残念なことに、共感度のワーストは目標12「つくる責任 つかう責任」が堂々の1位なのです。「つくる責任」の難しさの表れということなのでしょうか。あくまでも想像ですが、共感度に推せない大人の事情とやらが働いているのかもしれません。まさにこれが総論賛成各論反対のキワミといったところでしょう。

 

そこで重要になってくるのはつかう側、まさに消費者の厳しい目、賢い選択「Cool Choice」なのです。消費者が厳しいチェックをして、「NGならば買わない!選択しない!」を徹底すれば、つくる側の企業も売れない「非SDGs商品」を引っ込まざるを得なくなります。
「環境4R」をご存じでしょうか?「Reuse」「Reduce」「Recycle」と、もう一は「Refuse」です。実は拒絶することが何よりも大切で、NGに対してしっかり「Refuse」さえすれば原因の芽を摘めるのです。それができるのは“つかう人”しかいません。
ということは、つかう責任の「Cool Choice」がSDGs目標達成の重要なカギを握っているということです。
新築住宅においても弊社のようなつくる側の責任が重要なのはもちろんのことですが、つかう側であるお客様が賢い選択をすることもとても重要なのです。

 

企業や個人、この地球に生きとし生ける者すべてがこのSDGsの思考にならなければ、到底、目標を達成することはできません。
私たちは一個人としても属する社会的一員としても、自分たちの責任を果たしていかなければならないのです。

 

引用:2030 SDGsで変える(Powerd by 朝日新聞)

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