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2020.10.20

SDGs (持続可能な開発目標) - vol.8

 

SDGs|目標11 住み続けられるまちづくりを

この目標11は、「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都 市及び人間居住を実現する」のテーマのもと、10個のターゲットから構成されています。

「強靱(レジリエント)で持続可能な都市」とは?

SDGsの複数の目標で使われている「強靱(レジリエント)という言葉は、壊れない強さではなく、いち早く元の状態に回復できる力のことを差しています。自然災害等にあっても、いち早く元の状態に回復できる持続可能な都市。そんな都市の実現がこの目標11のテーマです。

なぜ、目標11がSDGsに必要なのか?

世界中で現在都市部に暮らしている人の数は約35億人。この数は世界の人口の約半分になります。そして、2030年には世界の人口約3分の2に当たる60%以上の人が都市部で暮らすことになると予測されています。これだけ沢山の人たちが暮らす都市部を地震や台風の自然災害が襲ったら一体どうなってしまうでしょうか?電気やガス、水道といった私たちが生きる為に欠かせないインフラが途絶えてしまったらどうなってしまうでしょうか?密集した都市部は多くの人命が失われるリスクを抱えています。

さらに、人が密集する都市部では貧富の差などからスラムと呼ばれる、犯罪の危険性がとても高い地域が生まれる傾向にあります。貧富の不平等が犯罪の動機になり、治安が悪化することによって街が汚染されていくことにもなるという、まさに負の連鎖も起こります。

沢山の人たちが健康で快適に住み続ける為に、自然災害にも、人が人に起こすリスクに対しても「強靭(レジリエント)」な都市が必要とされています。

「住み続けられるまち」とは?

置かれている状況や、背景によっては大きく異なるかも知れません。しかしながら、私たちの身近な生活を心地よくできる当たり前の挨拶や、地域の為の活動など、他者を思いやる小さな取組みから大切にしていくことが、この目標11の為には欠かせないとも言えるでしょう。

 

「住み続けられるまち」に「住み続けられる家」を。

住宅は、正しい価値基準のもとにつくられるもの。
デザイン、構造、仕様、価格。
全ての要素をバランスよく調和させ、暮らす家族の笑顔があふれ出る。
永く、永く。それがグッドリビングの願いです。

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