2020.09.10
この目標1は「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」のテーマのもとに7個のターゲットで構成されています。
それは、7億を超える人たちが極度の貧困の中で暮らしているからです。この数字は世界の人口のおよそ10%にあたり、10人に一人が貧困という事になります。
世界銀行で定められた国際貧困ライン。1日1.9ドル未満で生活している人のこと。(1ドル106円としておよそ132.5円)
この国際貧困ラインは当初1.25ドルだったものが、2015年10月に1.9ドルに引き上げられました。
貧困は発展途上国、後進国だけの問題に思われることが多いです。しかし、実際は先進国でも3000万人もの子どもたちが今も貧困の中、暮らしています。
日本でも貧困問題は深刻化しています。日本ではひとり世帯あたりの可処分所得が122万円以下の層を貧困としていますが、その割合は15%と、OECD加盟国36か国の中でもワースト10をマークしています。中でも母子世帯の貧困率は50%以上と最下位という現状です。
貧困した生活のせいで経済活動がうまくかなくなる。
政治に不満が高まることで紛争に発展といった問題の原因にもなっています。もはや私たち一人一人にとって他人事ではなくなっているのです。このままでは「持続不可能」な地球を、「持続可能」な地球に変えていけるのは「人」でしかないからこそ、その命に関わる、この目標1「貧困をなくそう」は大きな意味を持っています。
参考:SDGsジャーナル
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