COLUMN コラム
「規格住宅=シンプルで選択肢が少ない」「おしゃれなデザインは注文住宅でしか叶わない」ーそう思っていませんか?
実は最近、工務店など地域の住宅会社が提案する規格住宅でも、デザイン性の高い実例が増えてきています。
そもそも規格住宅とは、あらかじめ間取りや仕様が決まっている住宅のこと。
注文住宅よりも自由度は少ないものの、そのぶんコストや工期を抑えられるのが魅力です。
そこで今回は、規格住宅で“センスある家づくり”を叶えるためのポイントや、実際に建てられたおしゃれな住宅の紹介、また満足度の高い家づくりにするために意識したい注意点についてもあわせて解説。
「価格を抑えながらも、見た目にも妥協したくない!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
規格住宅でもおしゃれに建てる!外観・内装のポイントとは?

「価格が安い=デザインも安っぽい」と思われがちな規格住宅ですが、外観や内装にちょっとした工夫を取り入れることで、低コストでありながらも洗練された「映える家」が作れます。ここでは、規格住宅でおしゃれな家を建てるポイントをご紹介します。
外観のポイント
第一印象を決めるのは、やはり外観デザインです。
規格住宅では選択肢が限られる場合が多いですが、①シンプルさ②素材選び③窓の配置④エクステリアによって、センスを光らせることができます。
①シンプル&洗練されたデザインを選ぶ
おしゃれな規格住宅を目指すなら、まず目指したいのが「シンプルさ」です。
例えば、複雑な装飾を避けた直線的なデザインは洗練された印象に。
白やグレーなどモノトーンをベースにし、鮮やかなカラーや黒やネイビーなど引き締めカラーをアクセントとして取り入れるのもおすすめです。
②素材の質感にこだわる
外観の印象は、使用する外壁材や屋根材の質感によっても大きく変わります。
例えば、木目調のサイディングはナチュラルで温かみのある印象を与えます。
また、金属サイディングなら、スタイリッシュでモダンな印象に。
ぜひ素材の質感をイメージしながら、おしゃれな外観に仕上げましょう。
③窓のデザインと配置を工夫する
窓も外観デザインにとって、重要な部分です。
大きさや形、位置や数によって、建物全体のバランスが整い、より美しい印象になります。
【おしゃれな印象を作る窓の一例】
窓の種類 | 外観 | 内観 |
---|---|---|
横長スリット窓 | 現代的でシャープな印象に | 外からの視線を遮りながら、自然光を取り込める |
縦長スリット窓 | 複数の窓を並んで配置してリズム感を作れるなど、シンプルながら印象的な外観に仕上げられる | 光が縦方向に伸びてはいるため、空間を高く、広く感じさせる |
大開口窓 | 外観のシンボルになるなどインパクトを与えられる | 吹き抜け部分に設けることで、開放感と明るさがアップ |
④植栽やエクステリアもおしゃれに
外観でさらに差をつけるなら、植栽やエクステリアにもぜひ注目してみましょう。
例えば外壁の色味に合わせたフェンスや、個性を演出できる造作門柱やポストなどを選ぶと、外観全体の印象が引き締まります。
さらに、季節を感じられる植栽を取り入れることで、ナチュラルで温かみのある雰囲気を加えることも可能です。
照明でライトアップすれば、夜間の雰囲気もさらに良くなりますよ。
内装のポイント
内装では、主に①配色②家具選び③照明計画に絞って、おしゃれに見せるポイントをご紹介します。
①カラーコーディネートで統一感や個性を出す
おしゃれな内装に欠かせないのが、配色(カラーコーディネート)です。
ポイントは、外観と同様に「シンプルさ」をまず意識してみること。
壁・床・建具(ドア)を同系色でまとめると、まとまりのある空間に仕上げられます。
また、アクセントとなるカラーを部分的に取り入れるのもおすすめです。
例えば、部屋の一面をブルーやグリーンの差し色を加えると、自分らしさや遊び心のある空間に仕上がります。
②家具とトータルコーディネート
おしゃれな住まいを目指すなら、内装だけでなく、家具とのトータルコーディネートも大切です。
例えば、ナチュラルテイストの内装には、木目調の家具やファブリック素材を合わせると、温かみのある印象に。
一方、モダンテイストな内装なら、スチール素材やガラスを使った家具を取り入れると、スタイリッシュな印象に仕上がります。
好みのインテリアテイストにあわせて、家具を含めた内装コーディネートを意識しましょう。
③照明計画で空間の印象を変える
空間の雰囲気づくりには、「照明計画」も欠かせません。
照明器具や配灯によって、空間の雰囲気に変化を付けられるため、重要なポイント。
例えば、ダウンライトを天井に配置すると、空間がすっきり見えてシンプルで洗練された印象に。
ペンダントライトやスポットライトは、インテリアのアクセントにもなります。
また、くつろぎを演出する際には電球色、明るい雰囲気なら昼白色など、光の色にもこだわると、より心地の良い空間を演出できます。
規格住宅でセンスある間取り&デザインの実例5選

「本当におしゃれな家が建てられるの?」という不安を解決するには、実際の事例をみて見るのが一番です。
ここでは、グッドリビングが手掛けた規格住宅の中から、間取りやデザインが光る5つの事例をご紹介します。
「見た目」だけでなく、「住みやすさ」も意識した実例です。ぜひチェックしてみてください。
洗練された外観の実例

グレーの外壁と直線的なデザインで構成されたこちらの外観は、統一感がありスタイリッシュな仕上がりに。
シンボルツリーのグリーンが外観と調和し、ナチュラルな雰囲気がプラスされています。

アプローチ部分は外壁に合わせたグレーのタイルを採用。
コンクリートの駐車スペースは白の芝目地に。
無機質になりがちなコンクリートにグリーンを入れることで単調にならず、メリハリのある外構になっています。
こちらの事例:【ニコニコ住宅】家族空間のつながりを重視したオープンな空間
センスが光るカラーコーディネートの実例

ペールブルーの壁がポイントとなるこちらの実例。
インテリアのナチュラルな雰囲気に合わせて、アクセントクロスも淡い色調に。
インテリアの一部として、違和感なく溶け込んでいます。
こちらの事例:【ニコニコ住宅】家具が映えるお家

こちらの実例は、カフェの雰囲気をイメージしたもの。
全体をブラックやブラウンでまとめることで、シックで落ち着いた空間に仕上げています。
リビングの一部には、レザーのソファーや木目の家具に合わせて、レンガ調のアクセントクロスを採用。
素材感を効果的に取り入れ、統一感のある空間に。
さらに、天井やキッチン奥の壁にもカラーを取り入れることで、奥行きと重厚感も演出しています。
こちらの事例:【ニコニコ住宅】カフェスタイルを追求したお洒落なお家
家事動線を意識した間取りの実例

こちらの実例は、家事効率を意識したプランです。玄関のすぐ
隣には、子どもの外遊びグッズや、アウトドア用品も収納できるシューズクロークが配置され、土間続きなので雨の日も片づけラクに。
その隣には洗面を兼ねたランドリールームがあり、汚れた服もすぐに洗えます。

リビング階段を取り入れた間取りで、家族が自然と集まるリビングに。
子育て中の家庭では、子どもの帰宅や外出が把握しやすく安心です。
こちらの事例:【ニコニコ住宅】回遊動線で家族が繋がるお家
吹き抜けや勾配天井で広く見せる実例

こちらは、屋根の形状を活かした勾配天井の実例です。
天井が斜めに高くなるため、視線が上方向に抜け、開放的で広さを感じられます。
天井に取り付けたシーリングファンは、空気の循環を促すだけでなく、インテリアのアクセントとしても効果的です。
こちらの事例:【平屋生活】平屋なのに、勾配天井が特徴的なお家
コスパやデザインの良さだけじゃない!高性能なグッドリビングの規格住宅

価格やデザイン性に注目が集まりがちな規格住宅ですが、グッドリビングの「ニコニコ住宅」や「平屋生活」は、規格住宅でありながら、耐震性や断熱性などの「住宅性能」も兼ね備えています。さらに、アフターフォローも充実しているなど、長く安心して住み続けられるのが特長です。ここではそうした魅力の一部をご紹介します。
①コスパの良さ
グッドリビングの規格住宅、「ニコニコ住宅」「平屋生活」は、無駄を省いたシンプルな設計でコストを抑えながらも、満足度の高い家づくりができるのが魅力です。
例えば、水回り設備は大手メーカー4社から選べるため、信頼性や機能性も安心。
外壁は種類やカラーのバリエーションが豊富で、内装も建具や床の色を好みに合わせて選べるなど、自由度のあるコーディネートが可能になります。
②高性能
グッドリビングの規格住宅は、暮らしを支える「性能面」にも力を入れています。
例えば、耐震性能に加えて制震技術も組み合わせることで、地震の揺れにしっかり耐えるだけでなく、繰り返しの揺れにも備えた構造となっています。
また、国内最高レベルの断熱性能を誇る樹脂サッシ(Low-E複層ガラス)を標準採用しており、夏の暑さや冬の寒さを軽減。高い快適性と省エネ性が実現できます。
③しっかりした保証内容
グッドリビングの規格住宅は、長く安心して暮らせるよう、保証やメンテナンス体制も充実しています。
外壁には、汚れを分解してセルフクリーニングする、「光触媒機能」を備えた素材を採用。紫外線による色あせにも強く、約40年間にわたり、美しさを保ちます。
また、建物は豪快トップクラスの最長60年保証、設備も10年間の延長保証が可能です。
さらに、定期的なメンテナンス巡回や、24時間体制の受付対応など、万一のトラブルにも迅速に対応できる体制が整っています。
規格住宅で失敗しないために|おしゃれに建てるための注意ポイント

規格住宅は、コストを抑えつつもデザイン性に優れた家が実現できますが、「選び方」によっては満足度に差が出ることも。後悔しないためには、デザインの自由度や間取りの選択肢、コストとのバランスをしっかり確認しておくことが大切です。ここでは、家づくりを進める中で意識しておきたいポイントについて詳しく解説します。
内装・外観の「自由度」をチェック
規格住宅は、間取りや仕様をパターン化することで、コストを抑える工夫がされています。
その中でも、外観や内装のデザインやカラーを複数の選択肢から選べるプランであれば、自分らしい住まいに近づけることが可能です。
規格住宅で家づくりを検討する際には、どの程度カスタマイズできるのか、事前にチェックしておきましょう。
規格住宅の間取り・プランをチェック
規格住宅では、家族構成や暮らし方に合わせた多様なプランが用意されていることが多くあります。
まずは、提案された間取りに、自分たちにとって必要な部屋数や収納スペースが確保されているかを確認しましょう。
さらに、子育て世帯や共働き世帯であれば、効率的な家事動線や家族同士のコミュニケーションが取りやすい間取りが人気です。
また最近では、在宅ワークや趣味に使えるフリースペースを取り入れるケースも増えています。
こうしたライフスタイルに合った住まいをイメージしておくことで、快適に暮らせる間取りを選びやすくなります。
コストとのバランスをチェック
規格住宅はコストを抑えやすい一方で、選べるデザインや間取りに制限があるため、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
家づくりを成功させるには、価格とのバランスを見ながら、自分達の希望に合うテイストや仕様が選べる会社を選ぶことが大切です。
しかし、どうしてもデザインや間取りにこだわりたい場合は、「注文住宅」という選択肢もあります。
どちらか迷う場合は、予算や要望に合わせて、どちらのタイプにも柔軟に対応してもらえる会社を選ぶと良いでしょう。
まとめ
今回の記事では、規格住宅で「センスある家づくり」を叶えるためのポイントや、満足度の高い家づくりにするために意識したい注意点について解説しました。
規格住宅は、注文住宅に比べてコストを抑えつつ、デザイン性や性能にもこだわった家が作れるのが魅力です。
特に、グッドリビングの規格住宅「ニコニコ住宅」や「平屋生活」は、こだわりの設備や間取りが選べるほか、土地探しから施工、アフターサポートまで一貫して相談できる点も安心です。
また、グッドリビングには「追加費用なし・定額制の注文住宅プラン」もご用意しています。
家族のライフスタイルや予算、要望に合った柔軟な提案が可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
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監修者情報
グッドリビング広報部

累計15000棟以上の実績があるグッドリビングが、WEBサイト上の情報をまとめただけの簡易的な記事でなく、実際のお客様とのコミュニケーションの中である悩みや疑問をテーマにしています。真剣に新築注文住宅を検討している読者に役立つ、価値ある中身の濃い情報をお届けしています。