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I字型平屋の間取りとは?メリット・デメリットと後悔しない設計のポイント

部屋を一直線に配置することで、シンプルな動線と暮らしやすさを重視したI字型の平屋。

家事がしやすそう、将来も安心して住めそうと感じる一方で、採光やプライバシー、土地との相性など意外と注意すべき部分もあります。

この記事では、I字型平屋の基本からメリット・デメリット、後悔しないための設計ポイントまでを詳しく解説します。

自分たちの暮らしに本当に合った平屋の家づくりにぜひ役立ててください。

I字型の間取りとは?基本的な特徴

I字型の間取りとは、建物を上から見たときにアルファベットの「I」字のように、部屋や空間が一直線に並ぶ平屋のデザインを指します。

LDKや個室、水回りなどを横方向に連続して配置できるため、動線が分かりやすく、暮らしのイメージを掴みやすいのが特徴です。

また、構造がシンプルになりやすいので、設計の自由度とコストのバランスを取りやすいことも魅力とされています。

一見すると「単純な形状」に思えますが、建物の長さが出やすいため、採光や通風、敷地条件との相性を考慮した設計が必要です。

設計段階での調整が、住み心地に大きな差が生みやすい間取りと言えるでしょう。

I字型平屋のメリット

I字型平屋は、暮らしやすさと長期的な住み心地を両立しやすいのが大きな魅力です。ここでは、I字型平屋のメリットについて解説します。

家具配置や収納の計画が立てやすい

I字型平屋の大きな特徴は、壁面が連続しやすく、空間に無駄な凹凸が生まれにくい点です。

そのため、ソファやダイニングテーブル、収納家具などの配置を想定しやすく、設計段階から入居後の暮らしを具体的にイメージできます。

特に居室では、壁を使った収納や造作家具との相性が良く、後から家具が収まらないといった失敗を防ぎやすいでしょう。

また、間取り配置を考えやすいのもメリットです。

玄関付近にはシューズクロークやファミリークローゼット、生活動線上には日用品の収納を設けるなど、用途に応じて間取りが組み立てられます。

家具や収納を建てた後に考えるのではなく設計と同時に計画できるのは、I字型平屋ならではの強みと言えるでしょう。

生活・家事動線がシンプル

I字型平屋は、生活空間や水回りを一直線に配置しやすいため、移動距離が分かりやすい間取りです。

キッチンから洗面室、物干しスペースまでを直線上に配置すれば、洗濯や掃除といった日常の家事も効率よくこなせます。

また、生活と家事の動線が交錯しにくいため、家族が同時に動いてもストレスを感じにくいのも特徴です。

それぞれの動線が明確なことで、暮らし始めてからの使い勝手を想像しやすいのがI字型平屋が選ばれる理由の一つと言えるでしょう。

将来の増改築や間取り変更に対応しやすい

構造が比較的シンプルなI字型平屋は、将来的な間取り変更に対応しやすいのもメリットです。

将来的な間取り変更や用途変更に子ども部屋を仕切ったり、使わなくなった個室を収納や趣味室に変更したりと、ライフステージに応じた調整がしやすくなります。

部屋が直線上に並べれば、用途の変更を前提とした設計も可能です。

将来の暮らしを完全に予測することは難しいからこそ、こうした柔軟性のある間取りは安心材料となるでしょう。

庭との繋がりを作りやすい

建物が横方向に広がるI字型平屋は、庭や外部空間と連続性を持たせやすい間取りと言えます。

南側に庭を配置し、リビングや個室から直接出られる掃き出し窓やウッドデッキを設ければ、室内と屋外を緩やかに繋げることが可能です。

各部屋から庭へ視線が抜けるため、平屋らしい開放感も演出できます。

また、庭を建物全体に沿わせることで、採光や通風を確保しやすいのも特徴です。

屋外空間を生活の一部として取り込めるのがI字型平屋の大きな魅力と言えるでしょう。

メンテナンス性が高い

I字型平屋は屋根や外壁の形状がシンプルなため、将来的なメンテナンス性に優れています。

凹凸の少ない外観は、雨仕舞が安定しやすく、劣化や不具合が起きにくい傾向があります。

また、足場の設置や点検作業が比較的行いやすいため、外壁塗装や屋根補修といった定期的なメンテナンス費用を抑えやすいのも特徴です。

日常の暮らしやすさだけでなく、将来的な負担を軽減しやすい住まいと言えるでしょう。

I字型平屋で注意すべきデメリット

I字型平屋はシンプルで暮らしやすい反面、採光や動線、敷地条件など設計次第で住み心地に差が出やすいデザインです。ここでは事前に知っておきたい代表的なデメリットを解説します。

採光・通風が偏りやすい

I字型平屋は建物が一直線に伸びるため、部屋の配置によっては採光や通風が偏りやすくなります。

特に建物の中央部分は、両側を部屋で挟まれる形になりやすく、窓の取り方を工夫しないと昼間でも暗さを感じる場合もあるでしょう。

また、風通しについても同様で、風の入口と出口が確保されていないと空気が滞留しやすくなります。

周辺に住宅が建ち並ぶ立地では、隣家との距離や窓の位置関係によって、計画どおりに風が抜けないケースも多いです。

そのため、設計段階から「どこに光と風を届けたいのか」など具体的な想定が必要となります。

廊下が長くなりやすい

I字型平屋は各部屋を横一列に並べる構成になりやすいため、廊下が長くなる傾向があります。

間取り図では問題なく感じても、実際の生活では移動距離が負担になることも多いです。

特に寝室やリビングからトイレまでの距離が長いと、夜間や体調が優れないときに不便を感じやすいでしょう。

また、廊下が増えることで居室や収納に使える面積が減ってしまうのもデメリットです。

平屋は坪と延床面積に限りがあるケースが多いため、移動距離を抑えつつ空間を有効に活用する設計が必要となるでしょう。

敷地条件に左右されやすい

I字型平屋は、敷地の形状や方角の影響を受けやすい間取りです。

建物を横に長く配置するため、一定の敷地幅や奥行きが必要になります。

特に間口が狭い土地や変形地では、無理にI字型を採用すると、部屋が暗くなったり、使いにくい配置になったりする可能性があるでしょう。

また、敷地の方角によっては、主要な居室を南向きに配置できずに採光が厳しくなることも。

都市部や分譲地では、隣家との距離や斜線制限の影響で思い描いた間取り設計を実現できない場合もあります。

プライバシーの確保が難しい場合がある

I字型平屋は、玄関からLDK、個室へと空間が一直線につながる配置になりやすいため、視線や音が通りやすい傾向にあります。

来客時に生活空間が見えやすかったり、家族の動きがそのまま伝わるのを気にする方も少なくありません。

また、家族それぞれの生活リズムが異なる場合、音が伝わりやすい配置はストレスにつながることもあります。

特に在宅ワークや子どもの就寝時間が重なる家庭では、空間のつながり方を意識した間取り設計が必要となるでしょう。

I字型平屋のデメリットを解消するための設計ポイント

I字型平屋は設計の工夫次第で、採光や動線、プライバシーといった弱点を十分に補えます。ここでは、デメリットを解消する設計のポイントを解説しますので、配置や動線まで含めて検討してみましょう。

庭と窓の配置で採光・通風を確保する

採光や通風を確保する具体的な対策としては、次のようなものがあります。

  • 南側に庭を設け、居室やLDKに連続して窓を配置する
  • 建物中央付近に高窓や地窓を設ける
  • 窓を一方向に偏らせず、風の入口と出口を意識する
  • 隣地との距離が近い場合は中庭や坪庭を取り入れる

I字型平屋で採光や通風が偏りやすいのは、部屋が一直線に並ぶことで、建物の中央部分まで光や風が届きにくくなる所にあります。

そのため、庭と窓の配置をセットで考える設計が必要です。

たとえば、庭を建物に沿って配置し、各部屋が庭に面するように窓を設ければ、自然光を奥まで届けられます。

また、掃き出し窓だけでなく高窓や縦すべり出し窓を組み合わせれば、視線を遮りながらも安定した明るさを確保できるでしょう。

風の通り道を意識して窓を対角線上に配置すると、室内全体に風も流れやすくなります。

中庭や小さな坪庭なら敷地条件が厳しい場合でも、採光と通風を確保できるので検討してみてください。

廊下を減らす動線設計をする

できるだけ廊下を減らす具体例としては、次のようなものがあります。

  • 廊下を兼ねた収納スペースを設ける
  • LDKを通って各個室へアクセスする間取りにする
  • 洗面室やファミリークローゼットを動線上に配置する
  • 回遊できる動線を一部に取り入れる

I字型平屋では、部屋を一直線に並べることで廊下が長くなりやすい傾向があります。

しかし、動線設計を工夫すれば、単なる移動空間としての廊下を減らすことができます。

たとえば、廊下沿いに収納を設ければ、通路でありながら使える空間に。

LDKを中心に各部屋へ直接アクセスできる配置にすれば、廊下そのものを最小限に抑えられます。

また、洗濯や掃除といった家事動線も一直線の特性を活かしてまとめれば、日々の負担を軽減できます。

「どの動作が何歩で完結するか」を意識して動線設計を立ててみましょう。

プライバシーを重視して間取りを考える

I字型平屋でプライバシーを確保する具体例として、次のようなものがあります。

  • 玄関から居室が直接見えない配置にする
  • LDKと個室をゾーン分けして配置する
  • 寝室や水回りを住まいの奥側にまとめる
  • 建具や壁で視線を緩やかに遮る

プライバシーを確保するためには、部屋の配置順を意識することが大切です。

玄関から直接居室が見えないよう、収納や水回りなどワンクッションとなる空間を設けるだけでも、心理的な安心感が大きく変わります。

また、寝室や居室などのプライベート性が高い空間は、住まいの奥側に配置すると落ち着いた環境を作りやすいです。

単純な形のI字型平屋は、間取り配置が暮らしやすさ大きく繋がるため、より時間をかけて検討してみてください。

I字型平屋を建てる前に確認したいポイント

I字型平屋は、メリット・デメリットを理解した上で、総合的に確認してから選びましょう。ここでは、I字型平屋を建てる前に確認しておきたいポイントを解説します。

家族の暮らしに合っているか

I字型平屋は一直線につながる動線が大きな魅力ですが、その特徴が家族の暮らし方に本当に合っているかは、事前にしっかり確認しておきたいポイントです。

たとえば在宅ワークをする方がいる場合、仕事に集中できる場所と、家族が集まる生活空間をどのように分けるかが重要となります。

間取りによっては生活音が伝わりやすく、思った以上に気になることもあるでしょう。

また、子どもが小さい家庭では、どこにいても目が届きやすい反面、遊び声や足音が家全体に響きやすい点にも注意が必要です。

高齢の家族と同居する場合も、移動距離が負担にならないか、寝室の位置は適切かといった配慮が欠かせません。

家族構成やライフスタイルは時間とともに変化します。

今だけでなく、将来の暮らしも思い描きながら、家族全員が無理なく心地よく過ごせる間取りになっているかを軸に、プランを見直してみましょう。

採光・通風は現実的か(周辺状況はどうなのか)

I字型平屋は横に長い形状のため、周囲の環境から受ける影響が大きくなりやすい間取りです。

そのため、敷地の向きや隣家との距離、建物の高さなどは、計画段階で必ず確認しておきたいポイントといえます。

図面上では十分に窓が取れて明るく見えても、実際には隣家の影や塀の位置によって、想像よりも採光が確保できないケースも珍しくありません。

また、風通しについても、窓の配置だけでなく周辺の建物配置や道路の位置によって大きく左右されます。

時間帯や季節ごとの日当たりの変化、風の抜け方まで含めて現地で確認しておきましょう。

プライバシーの確保は十分か

I字型平屋は横に広がる分、すべての居室に窓を設けやすく、明るく開放的な住まいを実現しやすい間取りです。

一方で、窓の配置によっては道路や隣家からの視線が入りやすく、落ち着かないと感じてしまうケースもあります。

特にリビングや寝室が通行量の多い方向に面している場合は注意が必要です。

設計段階で視線の抜け方を確認した上で窓の高さや位置を調整すれば、外からの視線を和らげることもできます。

また、植栽やフェンス、塀など外構計画と組み合わせれば、室内の開放感を保ちながらプライバシーを確保することも可能です。

暮らし始めてからのストレスを防ぐためにも、間取りと外構を一体で考えておきましょう。

土地の条件に無理がないか

I字型平屋は、敷地条件との相性が良くも悪くもはっきり表れやすい間取りです。

敷地幅が十分でない場合、各部屋が細長くなってしまったり、窓の配置に制約が生じて採光や通風が思うように確保できなかったりすることがあります。

また、窓の位置が限られているために、採光や通風が計画通りに確保できないケースも見受けられます。

さらに注意したいのは、隣地の建物配置や高低差といった周辺環境だけではありません。

土地の形状や道路との距離感、防犯面での見通しなども、暮らしやすさに影響を与える要素です。

設計の初期段階で、建築制限や方位、接道状況などの情報を専門家と共有し、土地と間取りのバランスが取れているかを確認しておきましょう。

グッドリビングが施工したI字型平屋をご紹介

住まい全体と庭とのつながりを大切にした間取りが特徴の3LDK平屋です。

リビングをはじめ、すべての居室が庭に面して配置されており、どの部屋からも掃き出し窓を通して自然光や外の景色を身近に感じられます。

主寝室は住まいの一番奥に設け、ウォークインクローゼットを併設しました。

家族の生活音が気になりにくく、落ち着いて過ごせるプライベート空間となっています。

また、水回りはリビングより奥にまとめて配置し、来客時の視線に配慮しました。

生活動線とプライバシーのバランスを考えた、暮らしやすさを実感できる平屋の間取りです。

まとめ:I字型平屋を後悔なく建てるために

I字型平屋は、シンプルで暮らしやすく、将来まで見据えた住まいを実現しやすい間取りです。

一直線に空間を配置することで生活動線や家事動線が整理しやすく、家具配置やメンテナンスの面でも選ばれています。

一方で、採光や通風の偏り、廊下の長さ、敷地条件やプライバシーへの配慮など、事前に理解しておくべき注意点があるのも事実です。

そのため、I字型平屋を検討する際は、間取りの形だけで判断するのではなく、土地の広さや方位、周辺環境とどのように組み合わさるかを考えることが重要です。

庭や窓の配置、動線、視線の抜け方を工夫すればデメリットは十分に解消できます。

大切なのは、ご家族の暮らし方や将来像に本当に合っているかを確認すること。

理想のイメージを具体化し、専門家と相談しながら進めましょう。

I字型平屋が気になっている方は、実例やプランを参考にしながら、一度施工会社に相談してみてはいかがでしょうか。

当グッドリビングでは、平屋づくりに関する無料相談を随時受け付けています。

間取りのこだわりや土地選びのポイント、I字型平屋がご家族の暮らしに合うかどうかなど、具体的な疑問を一つひとつ丁寧にお伺いします。

これまでにも多くの平屋を手がけてきた実績があり、実際の事例を交えながらご提案できるのが強みです。

平屋を建てたいとお考えの方や、まだ検討段階という方も、ぜひお気軽にモデルハウスへお越しください。

監修者情報

グッドリビング広報部

累計15000棟以上の実績があるグッドリビングが、WEBサイト上の情報をまとめただけの簡易的な記事でなく、実際のお客様とのコミュニケーションの中である悩みや疑問をテーマにしています。真剣に新築注文住宅を検討している読者に役立つ、価値ある中身の濃い情報をお届けしています。

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