COLUMN コラム
「子供が大きくなってアパートが手狭になってきた」
「家賃を払い続けるのがもったいない」
そんなきっかけでマイホームを探す30代の方が増えています。リフォームやリノベーションで中古住宅を再生する選択肢もありますが、やはり「自分たちのこだわりを詰め込んだ新築の一戸建てが良い」という声は根強いものです。
静岡県の中部に位置する榛原郡(吉田町、川根本町)は、自然環境と利便性のバランスが良く、子育て世代に注目されている地域です。しかし、昨今の物価高騰などのニュースを見て、「本当に今、家を建てても大丈夫?」「コストはどれくらいかかる?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2026年に向けた最新の家づくり事情を含め、榛原郡の土地価格の傾向や、地震に強い構造、そして「最大数百万円の差がつく」補助金情報について解説します。
賢くエリアを選び、ローコストでも品質の高い家づくりを行えば、30代の平均的な年収でも理想の住まいは十分に叶います。初めての家づくりで失敗しないためのポイントを、工務店やハウスメーカー選びの視点も交えてご紹介します。
コラムのポイント
・榛原郡の土地価格相場や注文住宅全体費用がわかります。
・榛原郡で注文住宅を建てるためのおすすめのエリアを紹介します。
・榛原郡で注文住宅を建てるために使える補助金や助成金を紹介します。
・榛原郡で建築したグッドリビングの施工事例をご紹介。
静岡県榛原郡(吉田町・川根本町)の土地価格相場と注文住宅の全体費用

まずは、榛原郡で家を建てる際に知っておきたい「土地」と「お金」のリアルな相場観を検索してみましょう。榛原郡は「吉田町」と「川根本町」でエリアの特性や価格傾向が大きく異なります。
エリア別に見る土地価格の傾向
吉田町エリア
東名高速道路の「吉田インター」があり、静岡市や浜松市、焼津市、藤枝市へのアクセスが抜群。大井川の豊かな水資源を活かした工場や企業も多く、雇用も安定しています。
吉田町は東名高速ICや企業立地などの影響で、周辺地域と比べると土地価格がやや高めの傾向があります。 利便性が高いため、人気のエリアです。「通勤や買い物の便利さを優先したい」という方に選ばれています。
川根本町エリア
大井川上流に位置し、豊かな自然と美しい景観が魅力です。
一方、川根本町は自然環境が豊かで、同じ予算でも広めの敷地を確保しやすい傾向があります。 「広い庭でBBQやキャンプを楽しみたい」「木の温もりを感じるスローライフを送りたい」という方におすすめです。
※ただし、具体的な坪単価や相場はエリア・時期によって変動するため、最新の地価や売り出し情報は必ず個別にご確認ください。
30代ファミリーの平均的な予算と資金計画
30代で注文住宅を建てる場合、多くのご家庭が気にされるのが「月々の返済額」です。
無理のない返済計画としては、現在の家賃と同等、もしくはプラス1〜2万円程度(月々6万円台〜8万円台)を目安にするのが一般的です。
ここで注意したいのが、「土地にお金をかけすぎて、建物の予算がなくなった」という失敗です。
例えば、利便性を求めて高額な土地を購入した結果、建物の性能やデザインを妥協せざるを得なくなり、住み始めてから「収納が足りない」「空間が狭い」と後悔するケースも少なくありません。
土地と建物のバランスを考え、「総額」で予算内に収める視点が重要です。
【榛原郡】子育て・住環境で選ぶ!おすすめエリア2選

土地の価格だけでなく、「どんな暮らしを送りたいか」もエリア選びの大切な基準です。
生活利便性を重視する「吉田町」と、自然の中での暮らしを重視する「川根本町」。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
①【吉田町】利便性重視!コンパクトシティで時短ライフ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交通の利便性 | 【アクセス抜群】 東名高速「吉田IC」や国道150号バイパスがあり、静岡市・浜松市・焼津市などへの通勤やお出かけがスムーズです。 |
| 住環境 | 【生活施設が凝縮】 スーパー、薬局、ホームセンターなどが町内にまとまっており、車で10〜15分圏内で買い物が完結する「ほどよく便利な」環境です。 |
| 教育 | 【先進的なICT教育】 小中学校でのタブレット活用など、ICT教育に注力。将来を見据えた学習環境が整っています。 |
| 子育て | 【待機児童ゼロへの取組】 共働き世帯へのサポートが手厚く、県営吉田公園など、休日にお金を使わず一日中遊べる大型公園も充実しています。 |
②【川根本町】自然重視!のびのびスローライフ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交通の利便性 | 【渋滞ストレスなし】 主な移動手段は車(国道362号)や大井川鐵道。都市部への移動には時間を要しますが、信号が少なく渋滞のストレスがありません。 |
| 住環境 | 【圧倒的な大自然】 お茶畑や清流など美しい景観が魅力。敷地を広く確保しやすく、隣家を気にせずBBQやペットとの暮らしを楽しめます。 |
| 教育 | 【少人数での丁寧な指導】 小規模校ならではの、先生と生徒の距離が近い教育。一人ひとりに目が届く安心感があります。 |
| 子育て | 【本物の自然体験】 山村留学制度や自然体験学習など、豊かな環境を活かして子供の「生きる力」や感性を育むことができます。 |
30代必見!榛原郡で使える「家づくりの補助金」情報

家づくりにおいて、知っている人と知らない人で数百万円単位の差がつくのが「補助金」です。特に榛原郡の自治体は、若者や子育て世帯の定住促進に力を入れています。
自治体独自の強力な支援制度(吉田町・川根本町)
吉田町「新婚生活応援補助金」
吉田町では、新婚夫婦の新たな生活スタートを支援するため、「新婚生活応援補助金」を実施しています。
令和7年度の要綱では、一定の条件を満たす夫婦を対象に、新居にかかる費用の一部を補助する仕組みが定められており、結婚を機に町内で暮らし始める世帯を後押しする内容になっています。
この補助金は、「全ての要件に該当する夫婦」が対象であり、年齢や所得、居住地など、複数の条件が設けられている点が特徴です。
また、令和6年度に既に交付決定を受けていて補助金上限額に達していない夫婦については、令和7年度に継続補助の対象となる場合があるなど、継続的な支援にも配慮されています。
注文住宅や新築一戸建てを検討している新婚世帯にとっては、住宅取得補助とあわせて活用することで、頭金や初期費用の負担軽減につながる可能性があります。
ただし、対象要件や補助額、対象となる費用の範囲などは年度ごとに見直される場合があるため、最新の情報は必ず吉田町公式サイトや窓口で確認してください。
参考:新婚生活応援補助金|吉田町
川根本町「結婚新生活支援補助金」
川根本町では、新婚世帯の新生活スタートを応援するため、「結婚新生活支援補助金」を実施しています。
新居の取得やリフォーム、賃貸住宅の入居、引越しなど、結婚に伴って発生する住まい関連の費用の一部を補助してくれる制度です。
対象となるのは、2025年1月1日から2026年3月31日までに婚姻届を提出・受理された新婚世帯で、婚姻日に夫婦ともに39歳以下、夫婦の合算所得が500万円未満であること、川根本町内で同居・定住する意思があることなど、複数の条件を満たす世帯となります。
過去に同じ補助金の交付を受けていないことや、町税の滞納がないことも要件として定められています。
補助対象となる費用は、注文住宅や建売住宅の取得費用、結婚を機に行うリフォーム費用、賃貸住宅の家賃・敷金・礼金・共益費・仲介手数料、そして引越し業者への支払いなどです。
上限額は、夫婦がともに29歳以下の場合は最大60万円、39歳以下の場合は最大30万円と、年齢に応じて補助の上限が変わります。
申請にあたっては、婚姻届受理証明書や住民票、所得証明書、売買契約書・賃貸借契約書・工事請負契約書、領収書など、必要書類をそろえて経営戦略課 定住・移住推進室に提出します。
工事内容や費用によっては対象外となる場合もあるため、契約や着工の前に必ず事前相談することが推奨されており、申請期限は2026年3月31日までですが、応募が多数の場合は年度途中で終了する可能性もあります。
【速報】新制度「みらいエコ住宅2026事業」が閣議決定!
さらに、これから家づくりを始める方に朗報です。
先日、国の方針として「みらいエコ住宅2026事業」が閣議決定(11/28日付)されました。
これは、これまでの「子育てエコホーム支援事業」などの流れを汲み、ZEH(ゼッチ)水準などの次世代の省エネ基準を満たす住宅に対して国が手厚く支援する新しい制度です。特に、30代の子育て世帯や若者夫婦世帯が、長期優良住宅などの高性能な家を建てる際の大きな助けになると期待されています。
補助金は基本的に「早い者勝ち(予算上限に達し次第終了)」です。2025年から2026年に向けて本格始動するこの新制度をいち早く活用することが、賢い家づくりのカギとなります。
気になる補助額は?対象条件は?詳細はこちらをチェック
【最新版】みらいエコ住宅2026事業とは?子育て世代が知っておくべき条件と注意点を徹底解説(近日掲載予定)
※本制度の詳細や、これまでの補助金との違い、いくらもらえるのか?について詳しく解説します。
【補助金に関するご注意】
本記事で紹介している補助金・支援制度は、掲載時点の情報をもとに概要を紹介しています。実際の対象条件・金額・受付期間などは、国や静岡県、各市町の予算や制度改正により変更される場合がありますので、必ず最新の公式情報をご確認ください。
予算内で理想を叶える!グッドリビングの家づくり

「土地も高い、建築費も上がっている…それでも榛原郡でい家(いい家)を建てたい」
そんな様々なお悩みをお持ちの30代ファミリーの皆様、グッドリビング株式会社にお任せください。私たちは創業45年以上の実績を持ち、森町や周智郡を含む静岡県西部・中部エリアで、高品質な住まいを適正価格でご提供しています。
補助金を活用しやすい「高性能な省エネ住宅」
グッドリビングの住まいは、標準仕様で断熱性・気密性に優れています。そのため、ZEHや長期優良住宅などの基準をクリアしやすく、結果的に「高性能な家をお得に建てる」ことが可能です。
また、地震の多い東海エリアだからこそ、耐震等級の高い構造や、信頼できる工法・技術にこだわり、家族の命を守る家をつくることに全力を注いでいます。
土地探しから任せられる「ワンストップサービス」
グッドリビングは、静岡県内の土地情報に精通しています。
牧之原市、島田市、藤枝市、焼津市はもちろん、御前崎市、掛川市、袋井市、磐田市、菊川市、富士市、富士宮市など、幅広いエリアでネットワークを持っています。
システム化された土地検索だけでなく、地元に強いスタッフが「学区」「買い物の利便性」「日当たり」などをプロの目線でチェックし、お客様の要望に合わせた最適な土地をご提案します。
また、私たちは「土地+建物+諸費用」の総額から資金計画をご提案します。分かりやすい「コミコミ定額制」のプランなども活用し、予算オーバーを防ぎながら、理想の間取りと暮らしを実現します。アフターサービスも万全ですので、建てた後も安心です。
榛原郡(吉田町、川根本町)で建てたグッドリビングの施工事例
ここでは、実際に榛原郡や周辺エリアでグッドリビングが手掛けたお住まいの事例を一部ご紹介します。土地の形状や周辺環境を活かした設計のアイデアにご注目ください。
CASE 1:カフェスタイルを追求したお洒落なお家

榛原郡に建つ4LDKのカフェスタイル住宅。~30坪のちょうど良い規模で、洗練デザインと家事ラク動線が心地よい暮らしを叶えます。

木目とブラックを効かせたカフェ風LDK。レザー調ソファとライティングレールが映え、昼はやわらかな採光、夜は雰囲気ある灯りでくつろげます。

育成ライト付きのラックで多肉をディスプレイ。ペンダント照明と木目フロアが温かく迎え、収納キャビネットには家族の思い出を。見せる収納と実用性を両立した趣味満喫の玄関です。
もっと多くの事例を見たい方はこちら
グッドリビングでは、この他にも多様なスタイルの施工事例を公開しています。
榛原郡・周辺エリアの施工事例一覧を見る
まとめ:榛原郡で賢く建てるなら、まずは「資金計画」と「土地探し」から
榛原郡(吉田町・川根本町)は、エリアによって特徴が異なり、それぞれに魅力的なライフスタイルがあります。
土地価格の相場を知り、利用できる補助金をフル活用すれば、30代・子育て世代の方でも無理なく、理想のマイホーム(HOME)を手に入れることは十分に可能です。
しかし、ネット上の情報だけでは「自分たちに最適なプラン」は見えてきません。
まずは一度、プロに相談して「自分たちの適正予算」と「未公開の土地情報」を確かめてみませんか?
静岡県榛原郡で家づくりをご検討中の皆様へ
「吉田町と川根本町、どっちが合ってる?」
「新制度の補助金、自分たちはいくらもらえるの?」
そんな疑問をお持ちの方は、グッドリビングの「家づくり相談会」へお越しください!
創業45年以上の実績を持つ私たちが、地域密着の土地情報とあなたに最適な資金計画を無料でご提案します。
榛原郡エリアの施工事例も多数公開中!
見学会やモデルハウスでは、実際の広さや設備のグレードをご体感いただけます。「売り込みが不安…」という方もご安心ください。無理な営業は一切いたしませんので、お買い物ついでにお気軽にご来場ください。
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監修者情報
グッドリビング広報部

累計15000棟以上の実績があるグッドリビングが、WEBサイト上の情報をまとめただけの簡易的な記事でなく、実際のお客様とのコミュニケーションの中である悩みや疑問をテーマにしています。真剣に新築注文住宅を検討している読者に役立つ、価値ある中身の濃い情報をお届けしています。