COLUMN コラム
世界有数の地震大国である日本では、いつ大きな揺れに見舞われても不思議ではありません。
地震で家が倒壊すれば、生活再建には多くの時間と費用がかかります。
そのため重要となるのが「地震建て替え保証」です。
しかし、どのような条件で使えるのかが分からず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、地震で家が倒壊したときに起こる現実を踏まえつつ、地震建て替え保証の仕組みや必要性を解説します。
万が一の地震に備えるために、ぜひ参考にしてみてください。
地震で家が倒壊したらどうなる?

地震による住宅被害は、損壊の程度によって生活への影響や必要な対応が大きく異なります。ここでは被害区分の違いや、倒壊後にどのような流れで復旧が進むのかについて解説します。
全壊・半壊・一部損壊の違い
地震による住宅被害は、主に「全壊」「半壊」「一部損壊」に区分されます。
| 全壊 | 柱や梁といった主要構造部が大きく損傷し、住み続けることができない状態。多くの場合、修繕では対応できず、建て替えが前提となる。 |
| 半壊 | 柱や壁などに大きな被害が出ているものの、補修によって居住できる可能性が残る状態。 |
| 一部損壊 | 屋根や外壁、内装など部分的な被害にとどまり、比較的軽微な修繕で対応できる状態。 |
これらの区分は、罹災証明の判定や、保険・保証の適用範囲に影響するため、被害状況を正しく把握することが重要です。
倒壊した場合の生活への影響と復旧までの流れ
家が倒壊した場合、最初に直面するのは住む場所の確保です。
避難所や仮設住宅、賃貸住宅への一時的な転居が必要となり、生活環境は大きく変化します。
その後、自治体による被害調査を受けて罹災証明を取得し、保険や保証の申請、建物の解体、建て替え計画へと進んでいきます。
新しい家に住み始めるまで数か月から年単位の時間がかかるケースも珍しくありません。
日本における地震保証の重要性
日本は地震発生頻度が高く、耐震基準を満たした住宅であっても、大地震による被害を完全に防ぐことは困難です。日本は地震が多い国であり、どれだけ耐震性を高めても被害をゼロにすることはできません。
公的支援や地震保険は心強い制度ですが、建て替え費用のすべてを補えるとは限らず、自己負担が発生するケースも少なくありません。
そこで注目されるのが、住宅会社が提供する地震保証です。
一定の条件を満たした場合に、建て替えにかかる費用を支援する仕組みで、生活再建を現実的に進めやすくなります。
地震リスクと向き合う日本においては、住宅性能だけでなく、万が一に備える保証内容まで含めて考えることが、安心できる家づくりにつながるでしょう。
地震建て替え保証とは?

地震建て替え保証は、大地震によって住宅が深刻な被害を受けた場合に、建て替え費用を支援する制度です。ここでは、仕組みや適用条件、注意点について解説します。
建て替え保証の基本的な仕組み
地震建て替え保証とは、地震によって住宅が全壊、またはそれに準ずる被害を受けた場合に、建て替えに必要な費用を補償する制度です。
多くは住宅会社や保証機関が提供しており、建物の引き渡し時から一定期間有効となります。
保証内容は現金給付ではなく、同等規模の住宅を再建するための費用を負担する形式が一般的です。
どのような場合に保証が使えるのか(適用条件)
地震建て替え保証が適用されるかどうかは、被害の程度と事前条件によって判断されます。多くの場合、自治体が発行する罹災証明で「全壊」または「大規模半壊」と認定されることが一つの基準となります。
また、耐震等級や構造計算の実施、指定された工法、適切なメンテナンスが行われているかなど、住宅性能や定期点検に関する条件を満たすことも必要です。
住宅保証の条件は、住宅会社や保証制度ごとに異なるため、契約前に内容を細かく確認しておきましょう。
免責事項・対象外となるケース
地震建て替え保証は心強い制度ですが、すべての被害が無条件に補償されるわけではありません。
多くの保証制度で共通して見られる、免責事項・対象外となるケースは次のようなものです。
- 設計図書と異なる増改築や無断リフォーム
構造に影響を与える変更が行われている場合、耐震性能が担保できないとして対象外となることがある - 経年劣化や老朽化が主因と判断される損傷
地震時に被害が顕在化していても、劣化が原因とみなされると免責となるケースがある - 定期点検や必要なメンテナンスを行っていない場合
保証条件として点検が義務付けられている場合、未実施だと適用されない - 地震動以外が主因の被害
津波、土砂災害、地盤沈下などは、地震建て替え保証の対象外とされることが一般的
保証内容は制度ごとに異なるため、事前に免責条件まで確認しておくことが重要です。
地震建て替え保証を受けるための条件と保証期間

地震建て替え保証は、どの住宅でも自動的に受けられるものではありません。必要となる住宅性能や、保証が有効となる期間など条件を理解しておきましょう。
必要となる住宅性能
地震建て替え保証を受けるためには、住宅そのものが高い耐震性を備えていることが求められます。多くの保証制度では、耐震等級2以上、もしくは最も高い耐震等級3を条件としているケースが一般的です。これは、建築基準法レベルの耐震性能では、大地震時の被害リスクを十分に抑えきれないと考えられているためです。また、許容応力度計算などの構造計算を行い、建物の強度を数値で確認しているかどうかも重要な判断材料になります。さらに、設計通りに施工されているかを確認する現場管理や検査体制も、保証の前提条件に含まれることがあります。保証は後から付けるものではなく、家づくりの段階から備えるものだといえます。
地震建て替え保証を受けるためには、一定以上の住宅性能を備えていることが前提となります。
多くの住宅会社で求められる主な性能には、次のようなものがあります。
- 耐震等級2以上、または耐震等級3の取得
大地震時の倒壊リスクを抑える性能が基準である場合が多い - 構造計算(許容応力度計算)の実施
安全性を客観的に確認していることが重視される - 設計どおりに施工されていること
現場検査や第三者チェックによって施工精度が確保されているか - 基礎や接合部など構造部分の品質確保
土台・柱・梁の接合方法や金物の仕様も耐震性能に直結する
これらの性能は、保証のためだけでなく、安心して住み続けるための基本条件といえます。
保証は後付けできるものではないので、家づくりの初期段階から性能を確保することが重要です。
建て替え保証の期間
地震建て替え保証には、有効となる期間があらかじめ定められています。
住宅会社や保証制度によって異なりますが、住宅の性能が安定して維持されることを前提に設定されています。
一般的な保証期間
一般的に保証期間は、引き渡しから10年間とされることが多いです。
初期不良や設計・施工上の問題が原因となるリスクをカバーしやすい期間といえます。
一方で、10年を超えると、経年劣化や住まい手による使用状況の影響が出やすくなるため、保証範囲が限定されるのが一般的です。
長期保証に対応出来るケース
20年や30年といった長期の地震建て替え保証に対応できるケースもありますが、条件が設けられている場合が多いです。
代表的なのが、定期点検の実施や、必要に応じたメンテナンスを継続して行うことです。
また、耐震等級3の取得や、高い施工品質を備えた住宅であることが前提となることも。
長期保証は安心感が大きい一方で、条件を満たし続ける必要があるため、自分たちの住み方に合った保証内容かどうかを見極めることが大切です。
地震保険と地震保証の違いとは?

地震への備えとしてよく挙げられる地震保険と地震保証は、似ているようで役割が異なります。それぞれの補償範囲の違いを理解しておきましょう。
補償範囲の違い
地震保険は、地震や噴火、津波によって建物や家財が被害を受けた場合に、保険金が支払われる制度です。
一方、地震建て替え保証は、住宅が倒壊など深刻な被害を受けた場合に、再び住まいを建てることを目的とした制度です。
【具体例】
具体的な被災シーンとして、大地震により住宅が全壊し、住み続けることができなくなった場合を想定して違いを見てみましょう。
地震保険では建物の評価額に対して一定割合の保険金が支払われます。
保険金は生活再建の資金になりますが、建て替え費用の全額をまかなえるとは限りません。
結果的に自己資金や住宅ローンを追加で用意する必要が生じることもあります。
一方、地震建て替え保証では、全壊など所定の条件を満たした場合、同等規模の住宅を再建するための費用や工事そのものが保証されます。
現金を受け取るのではなく、再び住める家を建てることを直接支援するのが大きな特徴です。
両者の補償内容の違いを整理すると、次のようになります。
| 地震保険 | 地震保証 | |
| 建物が全壊した場合 | 評価額の一部を現金で補償 | 同等住宅の建て替えを保証 |
| 建築費が高騰している場合 | 不足分は自己負担 | 保証範囲内で再建可能 |
| 被災後の生活資金 | 当面の生活費に充当できる | 住まいの再取得を支援 |
このように、地震保険は被災直後の資金面を支え、地震建て替え保証は住まいの再建を支える役割を担っています。
それぞれの補償内容を理解したうえで備えることが重要です。
併用すると得られるメリット
地震保険と地震建て替え保証は、どちらか一方ではなく併用すると備えの幅が広がります。
地震保険は、被災直後に必要となる生活資金の確保に役立ちます。
仮住まいの家賃や家財の買い替え、当面の生活費など、すぐに現金が必要な場面で大きな支えとなるでしょう。
一方、地震保証は、住まいそのものを再建する段階で力を発揮します。
二つを併用すれば「被災直後の生活」と「その後の住まい再建」という異なるフェーズを切れ目なくカバーできます。
それぞれの強みを理解して備えるのが、現実的で後悔の少ない地震対策といえるでしょう。
グッドリビングが提供する地震建て替え保証と安心サポート

グッドリビングの地震保証は、高い耐震性能を前提とした家づくりと、万が一の際の再建支援、さらに引き渡し後の継続的なサポートまでを一体で考えているのが特長です。建てるときだけでなく、住み続ける将来まで見据えた安心を提供しています。
標準仕様で高い耐震性能を実現する家づくり

地震の多い日本において、住まいに求められるのは「倒れないこと」だけでなく、「揺れに耐え、家族を守り続けること」です。
グッドリビングでは、日常の安心につながる耐震性能を重視し、構造そのものから地震に強い家づくりを行っています。
大きな特長の一つが、震度7クラスの激しい揺れを最大95%低減するとされる制振ダンパー「MIRAIE」を採用していること。
建物に伝わる地震エネルギーを吸収し、揺れそのものを抑えることで構造体へのダメージを軽減しています。
また、耐震等級は住宅性能表示制度に基づく最高等級を前提とし、構造計算を通じて地震時の力のかかり方まで丁寧に確認しています。
自然の脅威に正面から向き合い、家族の暮らしを守る性能を標準レベルで考える。その姿勢が、毎日の「安心して暮らせる」という実感につながっています。
地震保証の基本

大きな地震が起きた際、多くの方が不安に感じるのが、建て替えや補修にかかる高額な費用負担です。
グッドリビングでは、新築住宅を対象に「地震100%建替え保証」を用意し、こうした不安に正面から向き合っています。
住まいの安全性だけでなく、災害後の暮らしまで支えることを目的とした保証内容が、長期的な安心につながっています。
建てた後も安心のサポート態勢

家は建てて終わりではなく、時間とともに家族の歴史を重ねていく場所です。
グッドリビングのサポート態勢は、その過程に寄り添い続けることを前提にしています。
住まいと同時に長く続く安心も提供する…それが当社の考える家づくりです。
定期点検やメンテナンスの案内を通じて、住まいの状態を継続的に見守り、小さな不具合を早期に発見できる体制を整えています。
- 住宅設備延長保証10年間
- 24時間365日
- 住宅トラブル緊急かけつけサービス
- 建物長期保証60年
将来にわたって住まいの資産価値と安心を守る体制が整えられています。
まとめ
今回は、地震建て替え保証について解説しました。
地震で家が倒壊した場合、住まいを失うだけでなく、生活再建までに大きな時間と費用がかかります。
その負担を軽減する有効な備えが、地震建て替え保証です。
地震保証に重要なのは、保証を受けるために必要な住宅性能や保証期間の条件を事前に理解しておくことです。
これから住まいを考える方は、耐震性能や保証内容まで含めて比較し、ご家族の将来を守れる備えが整っているか、一度じっくり確認してみてはいかがでしょうか。
当グッドリビングでも住宅に関する無料相談を受け付けています。
地震が起きたときのマイホームや、建てた後の不安を感じている方は、ぜひモデルハウスまでお越しください。
家族に合った家づくりを一緒に考えましょう!
下記ホームページよりご連絡お待ちしております!
▼ホームページはこちら▼

監修者情報
グッドリビング広報部

累計15000棟以上の実績があるグッドリビングが、WEBサイト上の情報をまとめただけの簡易的な記事でなく、実際のお客様とのコミュニケーションの中である悩みや疑問をテーマにしています。真剣に新築注文住宅を検討している読者に役立つ、価値ある中身の濃い情報をお届けしています。