一生に一度の大きな買い物であるマイホーム。
「せっかく家を建てるなら、おしゃれでセンスの良い外観や内装にしたい!」と考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、デザインにこだわるほど選択肢が増え、どうすればいいか迷ってしまうことも。
そこで今回は、おしゃれな注文住宅の施工例を紹介しながら、デザインのポイントやコツを詳しく解説します。
これから注文住宅を検討している方も、すでにプランを練り始めた方も、ぜひ参考にしてみてください!
目次
マイホームの第一印象を大きく左右する外観。
家の中がおしゃれでも、外観がパッとしないとマイホームへのワクワク感はあまり高まりません。
ここでは、外観の実例を紹介しますので、ぜひ作り上げたいマイホームのイメージを沸かせてみてください。
箱形の組み合わせがおしゃれなツートンカラーの住まいです。
ダークトーンの中にあるブラウンのドアが程よいアクセントとなり、温かみのある住宅を演出しています。
正面から見て窓が少ないことで、洗練された印象を高めています。
グレーとブラックのシックな色合いが大人を感じる住まいです。
要所に設けられた窓は外観のアクセントとなるだけでなく、室内を明るく演出する機能も兼ね備えています。
全体的にシンプルなデザインで外構の植栽もよく映えます。
シンプルながらも、周囲の環境によく調和した開放的な住まいです。
ホワイトを基調とした外壁と木目調の玄関ポーチで温かみのある印象に。大きめの掃き出し窓が親しみやすい家に仕上げています。
三角屋根のシンプルなデザインがかわいい住まいです。
正面から見るとコンパクトな印象ですが、奥行きが設けられており、側面の掃き出し窓にはウッドデッキも。
かわいい住宅を演出しつつも、充実した住まいに仕上がっています。
箱形のダークトーンを基調とした建物と南国を感じる外構が印象的な住まいです。
ブラックのガルバリウム外壁が、シンプルながらも建物をモダンな印象に。大きめの窓とウッドデッキが住まいのコンセプトに程よく調和しています。
大きな窓・ガレージ・バルコニーなど大きく設けられた開口部が目を惹く住まいです。
開口部を多く設けることで、開放的で優雅な印象に。余裕のある外観を見るだけで、おしゃれな内装が想像できます。
通行人が家の前を通ったときや、来客したとき、自分が家に帰ったときなど必ず誰かの目に付くのが外観。
そのため、外観はマイホームの印象を決める最大の要素です。
ここでは、外観がおしゃれに見える4つのコツを紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。
家の外壁は家全体の雰囲気を大きく変えるため、外観のカラーや素材選びが何よりも大切です。
たとえば、白やベージュなどの明るい色を選べば、清潔感や爽やかさが際立ち、どんな景観にも馴染みやすい上品な印象に仕上がります。
反対に、グレーやブラックなどの落ち着いた色合いを使うと、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出できるでしょう。
また、カラーだけでなく素材選びも外観デザインを左右します。
木材を取り入れると、自然の温もりを感じるナチュラルな印象に。一方、ガルバリウムや石目調を使用すれば、重厚感や高級感を出すことができます。
異なる素材やカラーを組み合わせれば、個性的なデザインも作れるので、好みに合う住まいのイメージを膨らませておきましょう。
外観をおしゃれに見せるには、流行のデザインを取り入れると効果的です。
住宅の外観デザインは意外と時代のトレンドに影響されやすく、最新のスタイルの方がやはりおしゃれに見えやすいと言えます。
最近では直線的な箱形デザインが好まれる傾向にあります。
シンプルなデザインなので、モノトーンやアースカラーを組み合わせてモダンな雰囲気にしたり、ウッド調や石材など自然素材をアクセントにして温かみを加えるなど、アレンジのしやすさで人気です。
屋根の形状や窓の配置、玄関ドアのデザインといった細部にまでこだわれば、似た形状でも唯一無二のマイホームが完成するでしょう。
トレンドのデザインを上手に活用して、時代に合ったおしゃれな外観を作り上げてみてください。
おしゃれな外観を作る上でとても大切なのが、デザインのテイストを統一することです。
外壁のカラー・屋根の形状・窓枠・玄関ドアのデザインなど一つ一つがおしゃれでも、全部が異なるテイストなら、家全体がちぐはぐな印象に見えてしまいます。
「モダン」「ナチュラル」「クラシック」といった家族や自分が好きなテーマをあらかじめ決めておき、それに基づいてデザインを選びましょう。
また、住宅だけでなく庭や外構も外観デザインの一部です。
モダンな家なら直線的なデザインのフェンスやシンプルな植栽を、ナチュラルな家なら自然石やウッドフェンスなど外構も住宅のテーマに合わせて選ぶと、全体の雰囲気をさらに引き立てることができます。
デザインに一貫した統一感があれば、家全体が洗練された印象になり、いつまでも自慢できるおしゃれなマイホームになりますよ。
窓の形・大きさ・配置は内装で重視されがちですが、外観デザインにとっても形作る要素のひとつです。
たとえば、縦長の窓なら住宅をスラッと高く見せ、横長の大きい窓は広がりと奥行きのある印象に。
窓の配置を等間隔に整えてバランスの良いデザインにしたり、あえてずらせば個性的な印象を作ることもできます。
窓の形・大きさ・配置は、内装と外装の見た目の美しさだけでなく、住宅の快適さにも繋がるためしっかり吟味しましょう。
ここからは、おしゃれな内装の実例を紹介します。
内装は、毎日生活する部分だからこそ整えておきたいですよね。
まずは、実例をもとにマイホームに求めたいイメージを膨らませてください。
全体がダークトーンのグレーとブラウンで統一され、大人なかっこよさを感じる実例です。
グレーを基調とした内装の中に、ブラックを配置することで全体の引き締まり、洗練された印象に仕上がっています。
あまり広さがない空間でダークトーンを基調とすると、空間が狭く見える可能性があるので覚えておきましょう。
柔らかい色使いで全体をまとめ、リラックス感のある内装の実例です。
高めに設計された天井に加えて、白を基調とした明るい色合いがリビング空間をより広く演出しています。
ダークトーンのブラウンを基調とした、カフェのようなおしゃれな内装の実例です。
アクセントクロス・照明・サッシ・建具・床材・ブラインドに至るまで、内装の全てにコンセプトを感じる空間に仕上がっています。
明るい内装とダークトーンの家具で清潔感と高級感を両立させた実例です。
大きな窓とホワイトを基調としたクロスデザインで自然光を取り込み、リビング全体を開放的に。
ダイニングテーブルの木の温もりや椅子のカラートーンが、落ち着いた雰囲気を演出しています。
木目調にブラックが映える、モダンで洗練されたデザインの実例です。
オープン階段やライティングレールの照明がモダンな雰囲気を演出し、全体的にスタイリッシュな印象に。
木目調の床やダイニングテーブルで温かみをプラスしており、硬すぎずバランスの取れた空間に仕上がっています。
モノトーンな配色でシンプルで落ち着いた内装の実例です。
ホワイトを基調とした内装にブラックの家具を持ってくることで全体を引き締め、洗練されたモダンな雰囲気に仕上がっています。
毎日の生活を送る住宅の内部がおしゃれに整っていると、やはりマイホームへの愛着や満足度も高くなります。
ここでは、おしゃれな内装を作るコツを3つ解説しますので、ぜひ参考に取り入れてみてください。
住宅をおしゃれな内装にするためには、まず「内装のコンセプト」をしっかりと決めておきましょう。
コンセプトとは、空間全体をどんな雰囲気やテーマにするかの目標のこと。
「北欧風」「モダン」「ナチュラル」など内装のコンセプトを大まかにでも決めておくと、家具や装飾品・配色・素材などが統一され、まとまりのある空間を作りやすくなります。
Webサイトや雑誌などたくさんの事例を見れば、目指したいコンセプトが必ず見つかるのでおすすめです。
内装の「配色」や「素材」は、空間全体の雰囲気や印象を大きく左右します。
配色においては、空間の基調となるメインカラーにホワイトやベージュなどの明るい色を使うと爽やかに見え、ダークトーンの濃い色を使うと雰囲気に重厚感が出ます。
明るく淡いメインカラーに、ブラックやネイビーといった濃い色をアクセントに少し持ってくると、ワンランク上のおしゃれさも演出できるでしょう。
また、カラーだけでなく木材・金属・ガラスなどの素材も大切な要素です。
木材であれば温かみを、金属であればモダンさをプラスできます。
要所に配置すれば全体の雰囲気が際立ち、シンプルな内装でもおしゃれな空間を演出できるので実践してみてください。
おしゃれな内装を作るには、生活感をうまく隠す工夫が必要です。
生活感が強いアイテムが見える場所にあったり、散らかっていると、空間は残念な印象になってしまいます。
リモコン・雑誌・消耗品など生活感のあるアイテムには、引き出しやパントリーといった専用の収納スペースを設けておくと、部屋全体も片付きやすくなるのでおすすめです。
家電などもデザイン性の高いものを選んだり、配線コードをカバーで隠したり、色味の統一された収納グッズを使うなど、細部まで徹底した空間作りを心がけてみてください。
ここでは、注文住宅ならぜひ取り入れて欲しい、おしゃれで機能的なアイデアを紹介します。
家族のライフスタイルや好みに合ったアイデアを見つけて、家づくりのヒントに役立ててください。
玄関に大きめの収納スペースを設けるシューズクロークは、靴をすっきり整理できるだけでなく、玄関周りの生活感を隠すことができます。
ブーツやスポーツ用品、傘などもまとめて収納できるため、玄関を広々と保つことも。
家族全員分の靴をしっかり収められるので、出掛ける際の片付けがラクになるのも大きなメリットです。
キッチンの近くに大きめの収納があると、食品や調味料、キッチン用品をまとめて収納できるため、キッチン周りを常にすっきりとした状態に保てます。
また、お米・水・カップ麺など買い置きのストックを管理しやすくなるので、無駄を減らし家計にも優しいのが魅力です。
天井が高くなり、室内の開放感を高められる吹き抜けは、おしゃれな内装の住宅では人気のアイデアです。
採光窓も一緒に取り入れれば、室内の明るさもアップ。明るい空間は、家族が団らんする場所にぴったりです。
ニッチとは壁面に小さな凹みを作り、収納として使ったり、インテリアを置いたりするスペースのこと。
壁に出っ張りを作らずに、インテリアや収納スペースを確保できるとして近年人気のアイデアです。
玄関に設置してカギや小物置き場に、リビングに設置して絵本立てやインテリアに…など使い方はさまざまあります。
スキップフロアとは、ワンフロアの中で床の高さを変えるデザインのことです。
視覚的にメリハリが出るため、空間をより広く感じさせることができます。
1階と2階の間にスキップフロアを設けて子どもの遊び場にしたり、リビングスペースを1段低く設けて開放感を演出したり、空間をさらに有効活用できるアイデアです。
ウォークインクローゼットの一角や、間取りの関係でできてしまったデッドスペースなどにおすすめなのが造作デスク。
作り付けのデスクなので好きに模様替えしたい方には向きませんが、子どもの勉強や在宅ワーク、パソコン置き場など使い勝手は抜群です。
セカンド洗面台とは、玄関などメインの洗面台とは別の場所に設けた手洗いスペースのことです。
最近では、玄関や2階のトイレ前に小さめの洗面台を設けるのが人気の間取り。帰宅したときや、トイレの後にすぐに手が洗えて衛生的です。
今回は、おしゃれな注文住宅を作るコツや実例を紹介しました。
注文住宅をおしゃれに仕上げるコツは、何よりもWebサイトや雑誌の実例をもとに、自分がなりたいイメージを膨らませることが大切です。
一貫したコンセプトがあれば、統一感のあるおしゃれなマイホームが実現しますよ。
ぜひ、この記事の実例も参考にしてみてください。
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