2024.08.10
「物が多くてなんだか居心地が悪い」「近隣の音がうるさい」などお悩みの方も多いのではないでしょうか。
家にいても落ち着かない原因、それは「立地」や「間取り」が影響している可能性があります。
では具体的に「落ち着く家」にするには、どのようなことを気を付ければ良いのでしょうか。
今回はその特徴や、おさえておきたいポイントを解説。
また「家に帰るのが楽しみ」になる、グッドリビングの実例もご紹介します。
現状を解決されたい方や、これから家の購入を検討中の方は必見です。
目次
家が落ち着かない原因としては、具体的に以下の5つの理由が考えられます。
物が少なくスッキリとした部屋は、生活感がなく素敵ですが、それを「心地よい」と感じるかは個人差があります。
モデルハウスのようなキレイで洗練された空間は、それを維持しようとして細かな部分まで気になってしまうことも。
物がある程度混在しているほうが、ゆっくりくつろげる人は、意外と多いのではないでしょうか。
モノが多くても気が散ってしまい、落ち着かない原因となります。
収納スペースと物の量があっていないと、つい手の届く範囲に物を置きがちに。
すると目から入る情報量が多くなるので、気づかないうちに疲労がたまります。
物の把握もしにくく、探し物が見つからないことも日常茶飯事に。
そうなればイライラも募り、心身に悪影響を及ぼしても不思議はありません。
意外と気になるのが音の問題です。
アパートに住んでいれば、近隣の部屋から聞こえる音が気になることもあるでしょう。
反対にご自身が迷惑をかけてしまっているケースも。
とくにちいさな子供やペットがいる場合は、気を付けていても音を立ててしまうもの。
近隣に音が伝わっていないか、気が気でない人も多いのではないでしょうか。
また住まいと道路が近ければ、車が走行する音や近所の人の話し声が、部屋に届きやすくなります。
人の気配や音が気になると、換気しようにも窓を開けにくく、気疲れしてしまうのも考えられます。
日本の住宅の傾向として、4LDKで4人家族の場合、子ども部屋はあっても、家族分の個室がそれぞれにある家はまれです。
一人きりになれる場所が「トイレかお風呂」というご家庭も、多いのではないでしょうか。
いくら仲が良くても、毎日同じ屋根の下にいれば、家族の気配すらも気になってしまいますよね。
家事動線の効率が良くなるとして人気の「回遊性を活かした間取り」も、リビングに動線が集中する傾向にあります。
リビングでくつろぎたくても、家族のだれかが掃除や洗濯を慌ただしくしていれば、なんとなく居心地の悪さを感じるでしょう。
何となくほっとしたり、落ち着ける家にはどのような特徴があるのでしょうか。お部屋作りで気を付けたいコツを、以下の4つにまとめて解説します。対策もご紹介しますので、しっかり見ておきましょう。
「くつろげる空間」とは、緊張感なく過ごせる場所ではないでしょうか。
しかし家事効率の良さなど機能性を重視する間取りは、先述したとおり、注意が必要です。
リビングから水回り、各部屋へアクセスできる間取りは、動線をコンパクトにできますが、その分リビングに人の行き来が集中します。
人の気配を感じれば、家族でも多少の緊張感は生じるもの。
リビングを「くつろぎの場」にするなら、できるだけ動線を組み込まないことが理想です。
どうしても避けられない場合は、ソファーや家具の位置で工夫してみましょう。
視界に人の動きが入り込まないように配置するだけでも、効果はありますよ。
雑然とした部屋は、物の紛失が増えるだけでなく、精神的にも疲労をあたえます。
こういった事態を防ぐには、事前に「収納計画」を見直すことが大切です。
部屋が散らかってしまう原因には、収納量に対してスペースが足りていないことが、まずあげられます。
必要な物かをよく見極めて、いらないものは思い切って捨ててしまいましょう。
全体の収納量がわかれば、物の所定位置を決めます。
必要であれば、収納家具も買い足しましょう。
ここで注意したいのが、「見える収納」と「見えない収納」のバランスです。
「見せない」ことに意識しすぎてしまうと、かえって使い勝手が悪くなってしまいます。
よく使うものは手の届きやすい場所に、しまう場所に迷うものは、保留のスペースへ収納するなど、無理のないやり方から始めてみましょう。
外部からの影響を受けない環境も、落ち着ける家の要因です。
外からの音はたいてい、空気を通して窓から伝わります。
その場合、遮音性の高いカーテン選ぶ、窓や隙間に遮音シートを貼ると、音が気になりにくくなります。
また収納家具を音がする壁側の前に並べるのもおすすめ。
窓を気密性の高いものに取り替える方法も効果的です。
個室は難しくても、リビングや寝室の一角に、プライベートスペースを設けるのもよいでしょう。
1人掛けのソファや小さなデスクを置けば、自分だけの時間に集中できます。
ベランダがあれば、そこを利用するのもひとつ。
自然を感じながら一人時間を過ごす場や、ガーデニングなど趣味を楽しむ場としても使えます。
ゆったりとくつろげる空間には、視覚から入る色や明るさも重要です。ここでは気持ちを安定させる心理的効果のあるテクニックを3つご紹介します。
間接照明とは壁や天井を照らすことを言います。
注文住宅や建売住宅では、壁や天井にへこみを作り、器具を直接見せずに照らす「建築照明」が人気です。
光源が見えないので、まぶしすぎず、柔らかい灯りが特徴です。
建築照明は大がかりな工事が必要ですが、部分的に取り入れるなら簡単にできます。
たとえば部屋の壁側にスタンドライト(フロアライト)を置けば、壁や天井を間接的に照らせます。
背丈ほどか少し低いくらい(120センチ~160センチ前後)なら、インテリアとしても圧迫感を感じさせません。
また充電式のコンパクトな照明があれば、コンセントの場所を選ばずとも好きなところに置けます。
テレビボードや棚に置くと、おしゃれな空間になりますよ。
部屋のメイン照明は、明るさを調整できるものや、照明の灯りが変えられるとさらにおすすめ。
明るすぎず暗すぎない温かみのある昼白色は細かな作業が多いシーンに、オレンジがかった色味の電球色はくつろぎたいシーンに適しています。
植物には心をリラックスさせてくれる効果があります。
気持ちを落ち着かせたり、ストレスが緩和されるといわれています。
植物にあまり触れたことがないなら、手入れがラクなものから始めてみるとよいでしょう。
「パキラ」や「モンステラ」「サンスベリア」など、乾燥に強い植物なら水やりが少なくて済みます。
ただし木も成長しますので、数年に一度は大きな鉢への植え替えを行いましょう。
また、手入れをラクにするには最初に少しの手間も必要です。
土の表面にバークチップやココヤシファイバーを敷き詰めれば、あげた水分の蒸発を防げます。
また石や赤玉土などを表面に敷き詰めておけば、コバエの発生を抑制できます。
インテリアのテイストやカラーがちぐはぐだと、違和感があって落ち着かないもの。
そのような場合は、家具やインテリアの色を見直してみましょう。
まずはインテリアのテイストを決め、それに合った素材やデザインを選びます。
つぎに部屋のなかで使うベースカラーやメインカラーを決めます。
壁や床、天井に使うベースカラーは3色~4色程度にし、ソファやテーブル、収納家具などに使うメインカラーは1、2色にとどめ、コーディネートしてみましょう。
その他、使いたい色や柄があれば、クッションなどの小物類に使うと、まとまりやすくなります。
「落ち着く家に住みたい」というイメージを具体的にお持ちなら、いっそのこと注文住宅で一戸建てを作るのもおすすめです。その魅力について大きく2つに分けて解説します。
注文住宅のメリットは、「立地が選べる」ことです。
耐震など家の強さに必要な地盤や、周辺の状況を確認にした上で、住む場所を決められます。
またマンションのように近隣への音を気にしなくてもよいので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でものびのびと過ごせます。
倉庫やカーポートを建てる、ウッドデッキを作る、家庭菜園をするなど、敷地内を自由にアレンジできるのもメリットと言えるでしょう。
注文住宅のもう一つのメリットとしては、「住む人の家族構成や生活スタイルにあった間取り」が作れることです。
収納量や使いやすい生活動線は、ご家族によって違います。
そのため、マンションや規格住宅では住みにくい面が生じることも。
注文住宅は「住むイメージ」が具体的であるほど、それを形にしやすくなります。
たとえば書斎などプライベートスペースも自由に作れます。
また注文住宅なら、大胆に手を加えた間取りも可能に。
たとえば2階にリビングを設けた間取りは、生活エリアが上階にあるため、外部からの影響を受けにくくなります。
外からの音や視線も気にせず、カーテンを思い切り開けてリビングでくつろぐこともできますよ。
ほかにも窓から差し込む日光の調整、壁や天井に間接照明の設置など、事前に考慮することも可能です。
グッドリビングでは、これまでにたくさんの注文住宅を建ててきました。ここでは「ぜひ真似してみたい!」と思える実例を2つご紹介します。ぜひ今後の参考にしてくださいね。
ウォールナット柄のインテリアを基調とした素敵なこちらの住まい。
異なる色を多用せず、同トーンで配色することで、落ち着いた空間に。
奥にあるキッチンは天井をあえて下げ、空間にメリハリをつけています。
こちらは動線もひと工夫。
シューズクロークと、洗面・ランドリールームを近くに配置することで、混雑しがちな外出・帰宅時の動線をコンパクトに。
汗びっしょりで帰って来ても、シューズクロークからそのままランドリールームで脱衣や着替えができます。
奥にはお風呂があるので、シャワーでさっぱりしてからリビングへ。
遅い時間に帰宅しても、リビングでくつろぐ家族の邪魔にならない動線になっています。
ここはご主人の趣味である「釣り部屋」と称された3畳のホビールーム。
道具の保管の他、お手入れや準備等の作業が十分行える広さです。
朝早く出かける際でも、家族の迷惑にならないよう、部屋から直接駐車場に出れる設計になっています。
こちらの住まいは、明るい木目を使い、ナチュラルテイストのリビングに。
全体のトーンは明るめですが、温かみのある色味で構成され、ゆったりと落ち着いた雰囲気になっています。
やからかな印象には、電球色の照明も一役買っています。
ところどころに配置された観葉植物のグリーンも、アクセントになっていて素敵ですね。
2階のバルコニーは、完全なプライベート空間。
ゆっくりとバルコニーで読書やティータイムで一人きりの時間を満喫できます。
外水栓完備なので掃除もばっちり。
暑い日は、 小さなお子様も人目を気にせずに、思いきりビニールプールで遊べます。
今回の記事では、家にいても落ち着かない原因や、その対処法について解説しました。
「落ち着く家」にするには、
についてご紹介しました。
さらに心理的に影響を受けやすい視覚にもアプローチすると、より効果的です。
「間接照明や観葉植物を取り入れる」「部屋のテイストに統一感を持たせる」など、見た目にも意識するとよいでしょう。
また「理想的な間取りのイメージがたくさんある!」「家ではこんなふうに過ごしてみたい!」というを形があれば、注文住宅がおすすめです。
グッドリビングの「TATTA!」は、理想の住まいをワンプライスで建てられる、完全自由設計の商品プラン。
「いい家を、より安く。」をコンセプトに、高品質住宅を低コストで実現する家づくりをしています。
「いったいどんな家が建てられるの?」と気になる方は、ぜひお気軽に資料請求・お問い合わせください。
家づくりの疑問点や費用面、土地探しなど、無料相談サービスもおこなっています。
またモデルハウスなら、グッドリビングの家を実際に体感していただけます。 ご希望の方は下記にてお申込みください。
きっと家づくりのヒントや、理想的な暮らし方が見つかるはずですよ。
注文住宅 なら追加費用なしで完全自由設計のTATTA!がおすすめ!
▼イベント 情報 も掲載中▼