「自宅でもホテルのような贅沢なリビングでくつろぎたい」と思ったことはありませんか?
ホテルは洗練されたモダンさと高級感がありながら、なぜか究極にリラックスできてしまう空間です。
そんなホテルライクなリビングは、お家時間が注目されて以降、さらに人気を集めています。
今回は、ホテルライクなリビングを自宅に再現するコツや素敵な実例をご紹介します!
ぜひ、理想のリビング設計の参考にしてみてくださいね。
目次
ホテルライクなリビングとは「ホテルのようなリビング」のこと。
つまり、洗練されたデザインで高級感のある居住空間を演出し、まるでホテルにいるかのようなリビングを再現するデザインコンセプトです。
住宅のリビングでありながら生活感を感じさせず、非日常感とゆったりとくつろげる雰囲気を味わえるのが魅力です。
ホテルと言えば広いイメージですが、狭いリビングでも家具や照明のバランスなど工夫次第でホテルライクな雰囲気にできますよ。
それでは、実際にホテルライクリビングとはどんなものなのか、実例をみていきましょう。
イメージがまだ湧いていない方は、家づくりのリビングの参考にしてみてください。
スキップフロアを活用し、天井を高くすることで開放的な空間のリビング。
ライトグレーをメインとした内装で落ち着きのある空間を演出しています。
全体的に落ち着きのある色合いの木目でレトロな雰囲気のリビング。
全体を明るめの茶色系でまとめると、モダンながら優しい印象を出すことができます。
趣味を大いに楽しんだ大人を感じさせる空間のリビング。
暗めのカラー選びで重厚感のあるモダンな雰囲気を演出しています。
白と黒のツートンを意識したカラー選びと、大理石調の床材で高級感あふれるリビング。
全てダウンライトにすることで、圧迫感のない開放的な空間になっています。
木目調の天井が目を引くリビング。
落ち着いた色合いでモダンさを演出し、内装全体に木目が多いことで柔らかい雰囲気を感じます。
グレー×木目を意識したシックな雰囲気のリビング。
壁紙を貼り分けても、全体的なカラーをまとめることで良い味を出してくれます。
リビングの一角ににあるバーが目を引くリビング。
生活感の出やすいキッチンをバー風にすることで、カフェにいるような非日常感を味わわせてくれます。
明るい内装とインテリアでナチュラルな雰囲気ながらも高級感のあるリビング。
観葉植物で空間に奥行きを出すことで、リラックスした雰囲気を演出しています。
ホテルライクなリビングの魅力は上品な雰囲気とリラックスできる心地よさですが、そのために欠かせないのが内装への意識です。
ここでは、ホテルライクなリビングを演出するための内装のポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
「ホテルのような雰囲気のリビング」といっても、ホテルにも様々なテイストがあります。
例えば、旅館のような「和風モダン」・南国のような「リゾートモダン」・大理石に囲まれた「高級モダン」などの種類があるでしょう。
テイストが似ていれば掛け合わせても問題ありませんが、ホテルライクのスタイルのポイントとして最も大切なのが全体の統一感です。
リビング全体に統一感を出すことでスッキリと洗練された印象になるので、内装事例やホテルを参考にしながら目標を明確にしておきましょう。
リビングに大きめの窓を採用することで、採光性が上がり部屋の中が明るくなるだけでなく、空間に奥行きが出ます。
そのため、リビングを実際の広さより広く感じ、間取りの関係であまり広さが取れなくても、よりリラックスできるスペースへと変化させてくれるでしょう。
また、高級感のある家具は同時に重厚感があり、部屋に圧迫感を与える場合は多いので、先に大きめ窓を取り入れておくと上手く調和を手伝ってくれます。
ホテルの印象と言えば、やはり大きな空間という人は多いでしょう。
しかし、住宅でホテル並みの広さのリビングを実現するのは、間取りや土地の問題で難しい場合が多いです。
あの大空間を自宅で再現するのには、ただリビングの面積を稼ぐというわけではなく、リビング天井に高さを出して縦の空間を意識すると良いでしょう。
縦の空間が開ければ、リビングにより開放感が生まれホテルライクに近づけます。
吹き抜けで実際に天井を高くしたり、折り下げ天井や折り上げ天井、ダウンフロアを活用して空間にメリハリを持たせるのも有効です。
ホテルライクな高級感を出すためには、生活感をなるべく見せないことが重要です。
ホテルで一般家庭で見るようなティッシュが見えたら「ん?」と思うように、暮らしている様子が見えるとホテル感は一気に損なわれてしまいます。
そのため、生活感を隠せる収納は必須。一気に片付けられる大きめの収納に加えて、書類やよく生活用品を隠せる小さな収納が各所にあると便利です。
ホテルライクなリビングを目指すなら、壁紙などの色選びも重要です。
配色は全体的に落ち着いたカラーを選び、系統を同じカラーにすると統一感が出てホテルの雰囲気が出ます。
例えば、こちらは全体をグレーでまとめることによって、上品でスタイリッシュな空間を演出しています。
グレーの濃淡カラーを主軸に使用し、テーブルなど家具の黒で引き締めることによってボヤッとならずカッコイイ印象になっています。
シックな色味を使用すれば色同士が喧嘩することはあまりないですが、使用する色が多くならないように意識することが大切です。
ホテルのような高級感のある印象にするなら、照明も効果的に取り入れる必要があります。
天井にドンとくっつけるタイプのシーリングライトは、周囲を均一に照らせたり、明るさの段階やタイマーが選べたりと便利で一般家庭には人気ですが、実際ホテルではあまり使われていません。
天井や壁を照らし直接光が当てない「間接照明」や温かみのある「オレンジ系統の電球色」がよくホテルで採用され、リラックスした雰囲気を演出しています。
間接照明を積極的に取り入れ、全体的に白系を避けた電球色を選ぶといいでしょう。
間接照明が難しくても、ダウンライトやペンダントライトなどで部分的に照らすとモダンな雰囲気を出すことができますよ。
ホテルライクなリビングに見せるための内装のポイントを解説しましたが、大切なのは内装だけではありません。
インテリア・家具においても全体的な統一感を意識してカラーや配置を決める必要があります。
ここからは、ホテルライクなリビングを演出するためのインテリアのポイントをご紹介していきましょう。
狭めのリビングでホテルのような雰囲気を出すにはロースタイルがおすすめです。
低めのソファやテーブルは部屋に対する圧迫感がなく、自然と視線を低く保てるうえに、視界の邪魔をしにくいです。
そのため、リビングが開放的になり、より部屋を広く感じさせてくれるでしょう。
また、ロースタイルの家具を選べば、リビング全体の構造に高低差が少なくなります。
家具全体の高低差が少ないほど全体がまとまりやすく、リビング全体のバランスも取りやすいので、結果的にホテルライクとしての統一感も演出しやすいです。
ホテルのような落ち着きを表現するには、アートや植栽で余裕のある空間にするのも有効です。
植物は大小さまざまなサイズのものを配置すると雰囲気がまとまり、植物のリラックス効果を演出できます。
また、枝が細い植物や葉が少ない植物を選べば、部屋の中で圧迫感を生むことなく自然な雰囲気で配置できますよ。
ホテルで使われているような家具はスタイリッシュでモダンな雰囲気とともに、シンプルな印象のものが多いです。
部屋の生活感を隠すのと同じように、色味やテイストが違ったものがあると生活感を感じやすく、カジュアルなリビングになってしまいます。
リビングの家具は、内装と色味を合わせつつ、シンプルなもので統一感を出すのがおすすめです。
この記事では、ホテルライクなリビングになるためのコツについて解説しました。
ホテルライクリビングは、洗練された空間でありながら、誰もがリラックスしやすく、何よりもおしゃれなので憧れますよね。
家づくりの際に内装や設計を意識すれば、リビングにそれほど広さがとれなくても十分に実現は可能です。
ぜひ今回ご紹介したコツを参考にしてみてくださいね。
また、体感してみないとイメージが湧きにくい方は、ぜひグッドリビングのモデルハウスへお越しください。
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まだイメージがボヤッとしていても大丈夫です!一緒に理想の形を作っていきましょう!
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