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【施工例あり】庭に砂利は後悔する?新築の外構をおしゃれにする素材の選び方を静岡県の工務店が解説!

「新築の家の庭をどうしようか迷っている」

「庭に砂利を使いたいけれど、後悔したという人も多くて不安」

「後悔しない庭づくりがしたい」

今回は、そんなお悩みを持つ方へ向けた記事です。

念願のマイホーム、家の中はもちろん、家の外(外構)や庭にも手は抜きたくないもの。

でも、実際には費用の問題や手入れの問題があり、どんな素材を選ぶのがもっとも良いのか?わからなくなってしまいますよね。

今回の記事では、注文住宅の庭や外構によく使われている「砂利」について解説します。

砂利以外の芝生や天然芝、コンクリートやグランドカバーなどについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  • 後悔しない砂利の選び方
  • 砂利以外のおすすめ外構素材

今回の記事では、以上のことが解決します。最後までお楽しみください。

主な砂利の種類

「砂利」と言ってもその種類はさまざまです。

  • ・砂利(じゃり)
    長い年月をかけて自然に丸みを帯びた小石。角が取れている。大きさがそろいやすい。
  • ・砕石(さいせき)
    石を粉砕機で砕いたもの。角のある石が混じっていて大きさがふぞろい。低コスト。
  • ・化粧砂利
    デザイン性を目的とし、色や形を整えた砂利。
  • ・防犯砂利
    防犯を目的とした砂利。軽く踏むだけで音が鳴る。

砕石は、厳密には砂利ではありませんが、低コストで採用できることから砂利の代わりに使っているお宅も多くあります。

庭に砂利を敷く5つのメリット

庭や外構に砂利を敷く場合、まずは以下の下準備が必要です。

  • 雑草を土ごと取り除く
  • 整地する
  • 防草シートを敷く

下準備をせずに砂利を敷いてしまうと、砂利の間から雑草が生えて来てしまいます。

以上の準備を終えてから砂利を敷くことで、以下の5つのメリットが得られますよ。

  • 防草シートの劣化を防ぐ
  • 泥はねや水たまりを防ぐ
  • 低コストで済ませられる
  • 植物と組み合わせておしゃれにできる
  • 防犯効果が期待できる

防草シートの劣化を防ぐ

砂利を敷くことで、砂利の下に敷いた防草シートの劣化を防ぐことができます。

防草シートは、雑草が生えてこないようにするために必要なものです。

きちんと下準備をした上で防草シートを敷いておけば、面倒な雑草取りをする必要がありません。

防草シートは丈夫な素材で作られてはいますが、日差しや雨水などで徐々に劣化していきます。

しかし、防草シートの上に砂利が敷かれていれば、直射日光などから守られ、劣化を遅らせることができるのです。

泥はねや水たまりを防ぐ

砂利を敷いておくことで、雨の日の泥はねや水たまりを避けることができます。

土だけの地面は雨や雪でぬかるんでしまいますが、砂利が敷かれていれば心配が要りません。

もしも、土の上に直接砂利を敷いていたとしても、よほどひどい雨などでなければ極端な泥はねや大きな水たまりができることはないでしょう。

コストがかからない

砂利は比較的安価であることが多く、コストがかからない傾向にあります。

砂利の材質やデザインによっては高額になる可能性もありますが、予算内の物を選べるという点は大きなメリットです。

また、DIYが好きな人であれば、家を建てた後に自分で防草シートを敷いて、砂利を敷く、ということもできます。

植物とあわせておしゃれにできる

砂利は石であるため、基本的に植物との相性が良いです。

そのため、好きな植物と砂利をあわせて、おしゃれな庭や外構にすることができます。

植物に合った形や色の砂利を選ぶと統一感がでますし、緑の植物に白い砂利を合わせると緑が映え、白の反射で明るい印象にもできますよ。

防犯効果が期待できる

防犯砂利はもちろんですが、通常の砂利でも音をたてずに歩くのは困難です。

そのため、防犯面での効果が期待できます。

防犯を目的に砂利を敷くのであれば、防犯砂利を窓下や庭の上り口付近に敷くと良いかもしれません。

庭に砂利を敷く5つのデメリットと対策

ネットなどで「庭に砂利を敷くと後悔する」という口コミを見たことがある人は多いかもしれません。

以下では、庭や外構に砂利を敷くことのデメリットと、後悔しないために知っておきたい対策について紹介します。

  • 落ち葉や雑草の処理が困難
  • 足場が悪い
  • 車のタイヤが空回りする
  • 夏は暑く感じる
  • 処分に困る

落ち葉や雑草の処理が困難:ブロワーがおすすめ

砂利の上の落ち葉は、竹ぼうきなどでも集めにくく掃除が困難です。

ほうきで掃いても、砂利が混じってしまいます。

そこでおすすめするのは「ブロワー」です。ブロワーから吐き出される風を使って、落ち葉だけを一か所に集めることができます。

「バキューム」だと、枯れ葉以外の虫なども吸い込んでしまう可能性があるため注意が必要です。

雑草については先にお伝えした通り、防草シートを敷いておけば問題ありません。

足場が悪い:アプローチには砂利を使わない

砂利の上は歩きにくく、高齢者や子ども、ハイヒールを履いた人などは歩きにくく危険です。

また、ペットも同様に歩きにくさを感じ、間接などに影響する可能性があります。

対策としては、人やペットが歩く(または遊ぶ)場所には砂利を敷かないことです。

特に、門から玄関へ向けたアプローチ部分は砂利ではない素材を使うことをおすすめします。

車のタイヤが空回りする:駐車場はコンクリートにする

車を出し入れするガレージやその周りが砂利の場合、タイヤが空回りしてしまい傷つきやすくなります。

また、車を出すときに砂利が敷地外に出てしまうことが多く、近隣の目が気になるという人もいるでしょう。

車を停めることを前提とした庭や、ガレージ・ガレージ周りにはコンクリートがおすすめです。

コンクリートであれば、車の重量にも耐えられますし、タイヤにフィットして空回りの心配もありません。

夏は暑く感じることがある:砂利は打ち水の効果が高い

砂利は石であるため、夏場は太陽の日差しで熱く焼けます。

そのため、砂利を敷いた庭や外構を実際の気温より高く感じるかもしれません。

しかし、石と石の間には適度な水分を保つという特徴も。

そのため、焼けた砂利であっても打ち水をすれば意外と長い効果が感じられる可能性があります。

処分に困る:あらかじめ計算に入れておく

庭や外構に砂利を敷いて、その後砂利以外の物に敷き替える場合、砂利を処分しなければなりません。

しかし、砂利は燃えるものではなく、重量もあります。処分に困る、という点は否めません。

対策としては「とりあえず砂利にしておく」という選択をしないことです。

費用の都合でいったん砂利を選ぶ場合は、後のリフォームで処分費用がかかることを計算に入れておきましょう。

砂利を効果的に使える場所

ここまで、砂利のメリット・デメリットについて解説してきました。

その上で、砂利の特性を活かせる「砂利を効果的に使える場所」を確認しておきましょう。

  • 家の外構
  • 植木や植え込みの中・周辺(植物の根本を乾燥から守る)
  • 勝手口付近

どんな物にも良い特性と、都合が悪い特性があります。

砂利の特性を理解して、適した場所に敷くと良さそうですね。

後悔しない庭の砂利の選び方

砂利にはさまざまな種類や大きさがあります。

庭や外構に砂利を使って後悔しないために、選び方について確認しておきましょう。

費用や外観で選ぶ

まずは、大切な費用やこだわりの外観で選ぶ、という方法です。

砂利の価格やデザインは非常に幅広く、ホームセンターだけでもかなりの種類を見比べることができます。

さらには、住宅の施工を行う工務店やハウスメーカーでは、市販にはない種類の砂利もあるかもしれません。

費用とデザイン性をよく検討して、バランスの良い砂利を選びましょう。

場所に適した大きさで選ぶ

次に、砂利を敷く場所に適した大きさのものを選ぶ、という方法です。

砂利は、用途によって適した大きさがあります。

  • 玄関周りなど歩くことが前提の場所に適した大きさ:2㎝以下の砂利
  • 見た目の良さやデザイン性が引き立つ大きさ:2㎝~4㎝の砂利

あくまでも目安ではありますが、実用性とデザイン性を兼ねた砂利を探す際の参考にしてください。

防犯目的やメンテナンスのしやすさで選ぶ

砂利を防犯目的で採用しているお宅は多いようです。

防犯用の音が鳴る砂利は、外部からの侵入者にいち早く気がつくことができます。

また、防犯砂利にも言えることですが、メンテナンスのしやすさで選ぶ、というのもひとつの方法です。

防犯砂利が劣化することで音が鳴りにくくなれば取り換えが必要ですし、美観的に汚れた砂利が気になる人は汚れが落ちやすい丸みのある砂利が良いでしょう。

砂利とどっちにするか迷う他の素材

ここからは、庭や外構に使われる砂利以外の素材について紹介します。

砂利と同様、それぞれに良いところと手間を感じるところがあると思いますので、ぜひ参考にしてください。

耐久性が高い「コンクリート」

コンクリートには以下のような特徴があります。

  • 〇 耐久性が高い
  • 〇 大きな重量に耐えられる
  • 〇 メンテナンスがほぼ不要
  • 〇 雑草が生えない
  • × 夏場は照り返しで熱を持つ
  • × 自然の風合いを出しにくい

ガレージ周りだけ、アプローチだけ、など部分的にコンクリートにすると実用的で良いかもしれません。

水やり不要の「人工芝」

天然の芝をプラスチックで再現した人工芝には、以下の特徴があります。

  • 〇 見た目がきれい
  • 〇 草刈りや水やりが不要
  • 〇 メンテナンスが不要
  • × 初期費用が高いことがある
  • × 夏場は高温になりやすい
  • × 色褪せたりパイル部分が倒れたりする
  • × 防草シートがないと雑草が生える

鮮やかなグリーンが魅力的な人工芝は、手間がかからないため、小さなお子さんがいる家庭などに良いかもしれません。

子どもやペットにも優しい「天然芝」

生きている天然の芝は、小さな子どもや犬などの足裏にも優しい素材です。

  • 〇 感触がやわらかい
  • 〇 子どもやペットの遊び場に最適
  • 〇 人工芝に比べて夏場の表面温度が低い
  • × 刈込や水やりが必要
  • × 雑草や害虫への対策が必要
  • × 場所によっては癖がつきやすい
  • × 場合によっては肥料が必要

天然芝は生きているだけに少し手間がかかります。しかし、手入れをきちんとしておけば、体にも自然にもやさしい素材で安心です。

掃除がしやすい「固まる土」

固まる土とは、水と混ぜて固める土の素材です。

  • 〇 掃除がしやすい
  • 〇 歩きやすい
  • 〇 ナチュラルな外観
  • 〇 雑草を防ぐ
  • × 数年で亀裂が入る
  • × 湿気の多い場所では苔が生える可能性がある
  • × 寒い地域や季節では土が高まらないことがある

天然の素材でナチュラルな庭や外構にしたい人に人気の素材です。亀裂については、都度修復をするか経年劣化としてそのままにしておく、のいずれかになります。

豊かな自然が広がる「グランドカバー」

グランドカバーとは、地面を覆うように生える植物のことです。

  • 〇 雑草や害虫の予防
  • 〇 気温の上昇や乾燥の防止
  • 〇 きれいに育つと美しい外観となる
  • × 植物を育てるため手間がかかる
  • × 狭い場所だと広がりすぎる
  • × 手入れや育て方によっては見た目が悪くなる

グランドカバーは、美しい花や虫を寄せ付けない香りのハーブを絨毯のように敷き詰めたものです。

既製品ではないため、自分の手で最初から育てることになります。

庭や外構へのこだわりは「UNITE」におまかせ

今回ご紹介した写真はすべて、グッドリビングの「UNITE」で建てられた家のものです。

UNITEは、ちょっと広めのコンパクト住宅。

「すきなもの、ぜんぶ入れよう」をコンセプトに、家族が理想とする家を建てています。

そんなUNITEを建てるのは、静岡県や神奈川県、愛知県や岐阜県で家を建て続けて40年の「グッドリビング」です。

地域に密着した、土地勘のあるスタッフがマイホームづくりを一からお手伝いします!

【まとめ】庭や外構には後悔しない素材を選ぼう!

今回の記事では「後悔しない庭の砂利」について解説しました。

砂利選びの参考や、他の素材選びのきっかけになればうれしいです。

どの素材にも、メリットとデメリットがあります。

自分たち家族にとって、どの素材がもっとも合っているのか?と考えてみると、後悔することはなさそうです。

また、今回ご紹介した写真以外にも、グッドリビングのUNITEで建てた素敵なお宅が見たい!という方はぜひ以下のリンクから。

きっと「こういうアイデアもあるのか」と発見できますよ。

▼UNITEはこちらから▼

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