2023.06.20
Part 1から 続く
「省エネを意識した家」とは、エアコンや照明など、家庭で使うエネルギー消費量を抑えるための設備や建築資材を導入した住宅で「消費するエネルギーを抑えた住宅」のことです。
それぞれの性能の高さを表す数値があり、その値が「省エネを意識した家:消費するエネルギーを抑えた住宅」の評価基準とされています。
: 気密性 :「C値/相当隙間面積」で表わされ、C値が小さいほど隙間が少ない(建物内外の空気の出入りが少ない)ということになり、気密性が高い= 省エネ性能が高い といえます。
C値=家全体の隙間の合計(c㎡) /建物の延床面積(㎡)
建ててからしか計測することは出来ないのですが、最低でも2.0㎠/㎡以下、> 1.0㎠/㎡ では高気密住宅と言われてます。
: 断熱性 :「UA値/外皮平均熱貫流率」で表わされ、熱がどれほど家の外に出ていくかかを数値化し、UA値が低いほど断熱性が高い= 省エネ性能が高い といえます。
UA値=室内から逃げる熱量/家の外側(壁・屋根・床・窓)の合計面積
愛知県、静岡県を含む地域区分のUA値0.87 ZEH基準ではUA値0.6が目安です。
: 日射遮蔽 :夏季は「日射遮蔽:ηAC値」、冬季は「日射取得:ηAH値」で表され、ηAC値は低いほど、冷房効率が高く、ηAH値は高いほど日射熱を効率よく取り入れているということになり= 省エネ性能が高い といえます。
ηAC値=夏(C:cool 冷房期)に家の中に入ってくる太陽の熱/家の外側(壁・屋根・床・窓)の合計面積
ηAH値=冬(H:heat 暖房期)に家の中に入ってくる太陽の熱/家の外側(壁・屋根・床・窓)の合計面積
日射遮蔽が必要な南と東西面には、太陽高度等の諸条件に合わせて「大きな屋根」「のき 」 「ルーバー」等を設計・デザインしたり、日射遮蔽性能のある窓ガラスや日射遮蔽用の部材を用いたりするとよいです。
手軽な対処法として、「すだれ、よしず、シェード、グリーンカーテン」などがあります。
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