2021.07.01
2021年、今年も、はや半年が過ぎました…。今年の「土用の丑」は7月28日です。
「土用の丑」の日ばかり注目されますが、本来土用とは「土旺用事(どおうようじ)」の略で、各季節の変わり目にある各季節の終わりの(18日間)とされています。
四季それぞれに「土用」があり、次の季節へ移る「調整期間」が「土用期間」と言われます。
今年の夏の「土用期間」は、立秋までの「7月19日~8月6日」となります。
「土用」というと、ウナギが頭に浮かびますが、「う」の付く食べ物が良いとされます。暑さで食欲が落ちる時期でものど越しよく食べやすいとされる「瓜」、「うどん」、「梅干し」などが挙げられます。
また、この土用期間は、土の神様「土公神」が支配するため、土を動かしてはいけないとされています。
土いじり:地鎮祭、造園など
移動 :引越し、吉方位旅行
新しいことのスタート:新居の購入、増改築
とはいえ、18日間も仕事が先延ばしには出来ません。
「土用の間日」であれば「土公神」は地上にいなくなるとされ、この日は作業してもよいとされています。 (「土用期間」前にスタートされている工事などであれば、構わないとされています。)
とは言え、土に関する事柄(ガーデニングや庭木の堀起こし等)を、どうしても…される際には、直接土に触らないようにする工夫をしてみてください。手袋をするのもひとつの手ですね。
そもそも土用期間は季節の変わり目で体調を崩しがちですので、じっくり休んで体力気力を蓄えようという期間です。
土用の過ごし方としては
掃除、整理整頓などして家の環境を整える
季節に合った模様替え
外に出るより、家の中でできることをして、次に備える時期ということでしょうか…。