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2021.05.25

家のカビ対策

 

5月16日、東海地方では平年より21日も早い梅雨入りとなりました。今年は桜の開花も早く、季節の巡りが平年より早いようです。
梅雨入りまでまだ間があると、お家の梅雨対策も油断していませんでしたか?
梅雨といえばカビ。そこで今回は家のカビ対策についてご紹介いたします。

 

カビ対策の基本はとにかく「換気」

カビの元となる結露の発生は住まいそのものの断熱方法に問題があると考えられています。
しかし、水気の多い場所にカビが生えやすいのは事実。また、新型コロナウィルス感染症対策にも「換気」が重要です。
雨の季節、窓などは閉め切ってしまいがちですが換気を心がけて過ごしましょう。

 

カビが発生しやすい場所

カビは「水気の多い場所」「せっけんカスなどカビのエサのある場所」が要注意。
キッチン、洗面所、浴室、結露のついたサッシ、北に面した壁や押し入れの中などが危険個所です。
そんな場所に最適な対策が「換気」です。換気によって空気を循環させ、乾燥させればカビは生えにくくなります。

 

窓を開ける&換気扇は常に稼働

「24時間換気設備」がついていればそれを常に稼働しておきましょう。そしてお天気の良い日は窓も開けて換気。
24時間換気設備がなくても、換気扇を回す、窓を開ける、とにかくこの「換気」こそがカビ対策で一番大切なことです。
水を使う部屋は窓を開けておく方が早く乾燥しますが、換気扇を回しっぱなしにするだけでも効果があります。

 

浴室・浴槽のカビ対策

水気がたっぷりの浴室は、まずは入浴後に窓を開ける、換気扇を回すなど、乾燥させることが大切。
その他の対策として「入浴後、バスルーム全体を冷水シャワーで冷やす」。この方法は、残ったせっけんカスなど「カビの原因」をシャワーで洗い流す効果と、浴室内の温度を下げる効果があります。
また、お風呂の最後にタオルなどで浴室内の水分を拭きあげておけばばっちりですが、毎日のこととなると大変です。
なるべく早く乾くよう、換気扇は常に回しておきましょう。

 

押し入れ・クローゼット内のカビ対策

押入れ、クローゼットなどの狭い空間は、扉を閉め切ってしまうと内部の空気が滞留やすい場所です。
そんな狭い空間で結露や湿気が発生した時、その水分は逃げ場がなく、その結果カビが生えやすくなります。
押入れの内部のカビ対策には「押し入れにすのこを敷く」、「押し入れの扉を開けておく」などはいずれも空気を循環させるために有効な対策です。

 

家具の裏側のカビ対策

家具を壁際ぴったりにおいてしまうと家具と壁の間の空気が流れず、もし結露が発生したら、カビが生える可能性があります。
家具の裏側は普段見えない場所ですが、家具の移動をしてびっくりすることがあります。
家具を置くときは壁のと間に少し隙間を開けておき、またなるべくならタンスは北向きの外気と接する壁側には置かないようにしましょう。

 

窓ガラスのカビ対策

昔から、日本の住まいでは窓ガラスに結露はつきものでした。その結露がカビの元になり、そのカビが健康に害を与える可能性があることや、住まいそのものを傷める原因であることがわかっています。
その対策として「結露が起きている窓ガラスはこまめにふき取る」
今ではペアガラスや樹脂サッシなど、結露が起こりにくいサッシが出ているので、思い切って交換するのも一つの方法です。
そのような高性能断熱サッシは、窓から失う熱エネルギーが減るので光熱費の削減にもつながります。

 

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