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2021.02.28

防災力の高い家

 

「日本は自然災害の多い国」

近年、日本各地で地震、台風、集中豪雨などの自然災害が頻発。過去50年における自然災害発生頻度の推移をみると、発生件数は増加傾向にあり、被害額も拡大していることが分かります。
このような自然災害から家族の生命と財産を守り、住宅への被害を最小にする“住まいの防災力”は、これから家を建てる人が押さえておくべきポイントといえそうです。

「防災力の高い家を建てるには」

①土地
国土交通省の「重ねるハザードマップ」や自治体の「防災マップ」などを活用し、土地の特徴や成り立ちを知ることで、建築に適した土地かどうかを確認することができます。

②強固な構造
地震や台風のときに家族の安全を守る住宅とは、強い揺れ、強風、飛来物による衝撃などに耐えられる構造体であることが重要です。
倒れない、壊れない家であるために、グッドリビングでは、制振装置「αダンパーEXll 」を採用しています。
「αダンパーEXll」は、建物の粘り強さが向上し、繰り返す揺れを吸収して建物の損傷を抑えます。大震災後に幾度となく繰り返される余震にもその都度揺れを効率よく吸収し、変形を1/2に抑え住まいの損傷を軽減します。
また、UNITE HOUSE・ZERO-CUBE+FUN は「2×4工法」となっています。
「2×4工法」は床や壁、天井の「面」で建物を支える工法で、地震や風の力を1カ所に集中させないため、構造の安定度が高いとされています。

創エネ・蓄エネ設備の導入
災害後、強固な構造体により家への損傷が少なく、そのまま自宅で生活できる場合でも、電気や水などのライフラインは使えなくなる場合があります。さらに、災害規模が大きいほど、ライフラインの復旧には時間がかかるでしょう。
家を建てるときに、太陽光発電やエネファームなどの創エネ設備と、蓄電池などの蓄エネ設備を導入しておけば、ライフラインが使えないときの“備え”となります。

「レジリエンスな住まい」

人生100年時代、住まいと暮らしに必要なことは「レジリエンス」といわれています。
レジリエンスとは耐久力・復元力や弾力性を意味する言葉で、住宅においては、災害に対する耐性や災害後の回復力といった意味を持ち、近年、それらの力を備えた「レジリエンスな住まい」の重要性に注目が集まっています。レジリエンスな住まいは、災害発生時に家族の安全を守り、家族の暮らしを速やかに回復できる工夫がある家、つまり“防災力の高い家“と同義といえます。

SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」は包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」をテーマに構成されています。
SDGsの複数の目標で使われている「強靱(レジリエント)という言葉は、壊れない強さではなく、いち早く元の状態に回復できる力のことを差しています。自然災害等にあっても、いち早く元の状態に回復できる持続可能な都市。そんな都市の実現がこのテーマの意味することです。
そして、その都市を形成するものとして「レジリエンスな住まい」が重要となっています。

 

 

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